クライアントZさんが、子宮頸がんの心配を卒業。
こんなお便りをいただきました。
素敵な土地で開業されて、おめでとうございます!
この時代に税理士とは頼もしい限り。
小ネタですが税金事情【2024】ーーーーーーーーーーーーー!
法人税の追徴課税が過去最多の3500億円(2023年6月迄)。
コロナ騒動中に受給した助成金を、利益として申告しなかった法人が多いからだそうです。
経営が苦しくて申告した助成金から、重税や罰金をかっぱぐのね😱。
倒産件数も戦後最大、悩める個人事業主も多く、Zさんのような有能な税理士の出番は多くなりそうです。
ちなみに弊社は47期目、先代から継いで14期目、個人事業主になってから25年。経営にまったく自信はありませんが、「うまい話にゃ乗らぬ」…地道にほふく前進してきて、ここぞという勘にだけ乗ってきました。
その勘が、30代のZさんに関しては「本当に子宮頸がん?」。最初から「❓」ボタンを連打していました。
婦人科のがんは、特有の“生臭さ”が嗅ぎ取れる場合がありますが、Zさんは若い女性特有のラクトンみたいな甘桃🍑の香り。肌は艶々、くりくりした大きな瞳に光が宿っています。CS60で全身スキャンして異常なし。これ、がんじゃないのでは。
それはそうです。ただ異形細胞が見られるという「前がん段階」ですもの、検査法、部位によっては誰でも見つかりそうな気が…。PCR検査のからくりを思い出します。
ちなみに中野区などでは男の子に子宮頸がんワクチソの定期接種を推進している。
男の子に。
もしかしてすでに、mRNAバージョンなのか、もうじきなのか。
ヒトパピローマウイルス感染予防ということなんでしょうけど、太古のむかしから、人類と共生してきたありふれたウイルスのはずなのに、なぜ現代人だけ感染、がん発症が増えたの? 急にウイルスが凶暴化したの?
そうじゃない、体温とか免疫とかが本丸じゃないでしょうか。
ちなみに、クリニックのサイトによって数字がまちまちですが、「軽度」異型細胞の約7〜9割、「中度」の約6〜8割が自然に寛解するそう。
そして「高度」異形の3割以上が数年で子宮頸がんに進行するそうーーー待て、このギミック。
ようするに高度異形成の6〜7割が自然治癒するってことですよね。もっと多数かも。
言い方! 書き方!
かくいう私も30歳過ぎの頃、喀痰検査をしたら異形細胞が出て、あれよあれよのうちに、「肺がんステージ1」と診断されたことがあります。
「進行が速いから、早く抗がん剤をやりなさい!」と医師にどやされて白目をむきました。
高校生から煙草を吸っていたので、ばちが当たったのかしら。
が、「待って、何かおかしいぞ」と思って病院を逃げ出し、自己治癒に励んだら、それから20年近く、肺には影も形もあらわれません。年のわりに肺活量があると言われます。
※当時、私は脚本家になりたくてなれず、苦しくて焦燥にかられ、肺にはかなりダメージがあったと思います。この体験を元にやけくそで書いた葬儀屋の脚本でビジネスジャンプの漫画原作賞を受賞しました。
あのとき抗がん剤を入れていたら、私は無事だったんでしょうか。
でも医療を毀誉褒貶するつもりはなく、「取れる玉は取ってください」主義です。急性の切る、盛る(薬)、焼くは西洋医療さまさまだと思う。
83歳になられる知人にみつかった上行結腸のがん。惚れ惚れする切除っぷりですね、執刀医ブラボー! その後は、抗がん剤など治療はゼロ。6年経過の今、ピンピンして力仕事をしておられます。
然して、話は戻りますが、身体の新陳代謝も良く、元気なZさん。しかしわずかな「気滞」や「固さ」「こわばり」が感じられました。
例えば目
ご本人のほんらいの「目」より、かなり輻輳気味の「寄り目」なの。長年、机上で学習に励んでこられた「勉強癖」のある目ですが、そこに拍車をかけ、物思いに囚われた、内向きに凝固した目でした。
この目と、子宮頸の異変は無縁ではないーーーパートナー関係の停滞を感じました。
「指摘してくれたのは早川さんだけ」とありますが、うつみん(内海聡医師)の「内海式精神分析構造」を学んだセラピストなら誰でもピンと来るはず。全国にもう何百人?何千人か?います。
内海式は医療や施術面だけでない、いろんな局面でサバイバルできる「先読み力」が身につくメソッドで、ほんとうに全国民におすすめしたいです。
一人一人が“家庭の医師”になれるようなーーーあらゆる社会毒や病理の歪みの根本を、こどもみたいに無邪気に見ぬくーーー「上医」みたいな視点を庶民に持たせてくれるのは、日本でうつみんだけではないかな。
たとえばこんな視点。
いろんな病気やがんがある中で、Zさんはなぜ子宮頸の異型細胞を選んだの? 肺、乳房、大腸だって選択できるのに、なぜ子宮?
女性特有である乳房や子宮の疾患には、セクシャル、性などが関わる可能性が大きく、左右差の意味も大きいです。
Zさんの固さと話ぶりから、私は「パートナーの子宮への侵入禁止」「第二子が欲しいが今は欲しくない」「かたくなな寂しさ」などのテーマを感じました。
そうすると整体とか灸とか、なにか施術をする段ではなく、120%メンタルから生じている症状であり、人生観の問題になってきます。
Zさんは、小さなお子さんを育てながらフルタイムで必死に働く一方、夫君は飲んで遅くなり、朝帰りもしばしばだと。かなりご不満のようす。
ここで私がどう交通整理して、どうこうしたら治ったよ! と武勇伝を書けば格好つくかもしれませんが、
結局は、ご自身の思考で行動を変え、解決への道をみずから育まれていきました。
「治療家が余計なことをしなければ、患者は自然に治る」。そうおっしゃるのはこちらの巨匠ですが、
さらに解釈すれば、治療家が余計なことをしようとするから、患者は急いで自己治癒するのかもしれません😆。
Zさんは、吉祥寺サロンだけでなく、はるばる安曇野SANKAにも施術に来てくださって、
なんと、母子二人で長野に移住するとおっしゃって、安曇野の物件を見て回られました。
頭の回転の速い人って怖っっ😱。と思いながら、行動力に驚いていたら、やがて移住は見送るものの、会社をやめて開業すると決意され、勉学の徒となられました。
退社&独立は私もおすすめしたし、なんとなく彼女の近未来が見えていたので、心配しなかったけれど、受験勉強中にますます身体が固く、目も内向きに凝固されたので、ほぐすのに注力しました。
その合間にーーーー何気なく私が所用で鎌倉市の税務署に立ち寄った時のこと、お手洗いのドアに「不正、許すまじ!」とポスターが貼ってあったんです。
それを目にしたとき、Zさんの深層心理が、不意に、堰を切るように流れてきた気がしました。
「不正、許すまじ!」。
Zさんは夫君の何を無意識に、疑っていたか。
子宮の入り口で、堰き止めたものは、何だったのか。
子宮頸は、神聖なるお宮さんの入り口だから。
しかし、努力家のZさんは、そこでさびれゆくお宮さんではなかった。巻き返しが強かった。
なんども、なんども、夫君と向かい合われたそうで、ついに、夫婦の関係性も、試験合格も、開業も手中にされたのです。
冒頭のメッセージをみますと、
2月と4月で、検査結果や医師の見解が異なったのは、そのあいまに合格🌸→開業されたという彼女のメンタルが大きく関わっていると思います。
つまり、私はなにもしていません。なんなら施術する必要もなかった。
かくして、うちの施術所は、船を乗り換えて、新しい大海原に乗り出していく人が多いようです。私はポカーンと眺めることなら得意なのかもしれません。
まだ見ぬあなたとも、いつかお目もじできますように