安曇野の絶景坂にて。空を飛べる気がして離陸姿勢に入った。

 
安曇野も春が爛熟。わ あ あ あ と叫び出したい光景です。
 
しかし友人知人と寄り合うと、「いよいよすごいことになってきたね」「ほんの10年前は、まさかこんなになるとは…」と、目を丸くしている。
通信も鉄道も水も土地もインフラも法律もどんどんすっ飛んで、すげ変わって、なんだか国全体が魑魅魍魎の遊園地みたい。
と思っていたら、さとうみつろうさんがうまいことを仰ってました。「東京→ディズニーランド化」。
 
急募ですが、5/4(土)に安曇野SANKAで座談会をしませんか? 新宿↔️穂高の直行バスや電車あります。記事最後をごらんください。
 
そんな自分が、あやうく“日本”の伝統を海外に売り飛ばしそうになったお話です。
 
 
 
築200年越えの古民家。2年以上滞在して、今さら気がついたのですが・・・広 す ぎ た悲しい
延べ床100坪ほどの家は、田舎にはごろごろありますが、体力のしょぼい50代夫婦が暮らすとなると…
 
まず用事があっても、呼べど叫べど、通じない。
「おーーい、ちょっとーーーー!」「はああああーーーーあ?」・・・通信不能。仕方なく大陸横断(廊下✖️階段)するが、これが地味に体力をやられる。
走り疲れて電話やメッセージを駆使するが、これまた地味に消耗してゆく。そして冬季の凍えといったら⛄️もう。。廊下の端は氷点下、命の危険を感じます。
 
そして、思ったより自分は、引きこもりであることに気づきました。20代の残像を引きずっていたほど🪭バレエあたいパリピじゃなかった。
今は学生だからかもしれませんが、今後の人生もとうぶん籠勉していたい気がする。
 
というわけで「物件を買い替えてダウンサイズした方が良いかも…?」と思いはじめた折、“大家さんの会”なるワインイベントで、青年H君と知り合いました。

H君は不動産業を自営し、私のような不動産偏差値の低いおばさんにも優しくいろんなことをレクチャーしてくれる、今どきの30代です。色々と物件のご相談をしていたところ、先日、弾んだ声で、彼から電話がかかってきました。
 
「早川さん、安曇野の施設を、買い替えたいお気持ちがあるとおっしゃっていましたよね?」
「あ、はい…」
「中国の、とあるお金持ちの社長さんが古民家を買いたいとおっしゃっているんです」
 
ちゅう知らんぷり ごくちょっと不満
 
なんでも、大企業を営まれる経営者が、日本の古い民家や旅館をたくさん買いたがってらっしゃる。
VISAを取得していないので3ヶ月おきに行き来されているが、日本の物件で事業を始めれば、VISAが降りると。
こうやって海外の方は永住権を取得されていくんですね。いま法改正もすごいようですね。
 
その社長さんにH君が、某県の湖畔にある、古い迎賓館のような施設を仲介したところ、気に入って即金で購入されたとか。
文化財なみの古式ゆかしい施設だけれど、あまりにも老朽化し、日本人は誰も買わぬ代物だという。
 
「なんで、そんな物件を…」
 
「見栄のためです!」
 
H君は きっぱり言いました。大金をかけてピカピカにリフォームして、富裕層の仲間を中国からいっぱい呼んで、見せびらかしたいのですって。
 
おいちょっと不満
 
「 いやー、あのですね、こう言ったら何ですけれど、私は中国の人に対して、ネガティブな感情は少ないほうだと思うんです。中国語や太極拳を練習してますし(できないけど)、中国のお友達もいます」。
 
彼らは一度「仲間」と認めたら、とても情が厚く、尽くしてくれる所がある。
 
「でも、売るなら日本の方にと思っていまして…」

「やっぱり外国の人というのが、引っかかりますか?」
 
「それもありますし、見栄でなく、大切に使っていただけたら…。でも一番は、見栄とか中国がどうとかではなく、日本の未来は大丈夫? みたいなことです。いろいろ激変してる中で、こういう伝統ものを外国の人に売るのってどうなのか。
だって、この物件を売るとしたら○千万円くらいだから、日本の若いファミリーでも買える金額だと思うんです。中国の富豪さんなら、こんなお手ごろ民家でなく、もっと豪華な物件を購入されたら良いんじゃないでしょうか」
 
「そうですか〜。だったら話の筋が違うかなあ。でも、その中国人社長って、安い物件を高額でお買いになるんですよ。先日は老朽化した1500万円の物件を、3500万円で買われたんです。なんなら早川さんの古民家でしたら、X0,000,000円くらいで……」
 
「え。ちょっっ」
 
想定の数倍以上を出されて、脳内で爆竹が、春節花火ハッハッ  ピリピリ
 
「ちょっ…」
 
「そういう古民家って、一般の市場にはあまり出なくて稀少なんです。でも、早川さんがそういうポリシーでしたら、話が違いますね。お心が変わることはないでしょうね」
 
「ちょ$#%&‘待って。$%&‘いま 私の心は正直、揺れましたよもう、ははは、ふはははははは」
 
動揺のあまり、怪鳥のように笑う私。

こりゃあ皆様、売ってしまうわけですね。
 
 古民家のある、この安曇野穂高からそう遠くない、スキー場を擁する雪街は、オーストラリア人が次々と物件を購入し、もはや日本人の消えたバーやホテルが何軒もある。
「自国でアパートの1部屋を売れば、日本では家が1軒買える」とニュージーランド人が嬉しそうに言う。
穂高まで外国人が押し寄せてくるのも、間もないと言われます。
 
そして、月の半分を過ごす東京・吉祥寺でも、コロナ5類認定後(自治体の施策で)急激に移民が増え、今はすれ違う1/10以上が居住外国人の感覚。
先日、自分の駐車場で3分ほどアイドリングしていたら、近所の家から金髪青年が顔を出して「シッ。静かにシテ。赤ちゃんが寝テマス!あとガソリンが臭イ!」と言われました。赤ちゃんと言われると弱い・・。欧米人は本当に主張がはっきりしてますね。
 
このくらい繊細な人だったらいいけれど、川口市のクルド人暴動みたいなことになったら? 
 
ーーーだから識者たちは口々に今「伝統のことをやっておこう」とおっしゃるのかもしれません。海外でもそうだけど、伝統舞踊、華道、茶道、書道、着付、古武道、、そういう伝統を、うまいこと伝えるネイティブは生き残れる可能性が上がるから。
 
私は大した伝統もないけれど、せめて受け継いだ古民家は、海外の富豪でなく、譲るべき同胞が現れるまで持っておこうかなえーん 痩せ我慢。
 
でも「売ってしまう」人々の気持ちもわかりました。皆なぜ売り渡すのか、と思っていましたが・・こういうことなんですね。
 
 
 
数年前から、経済に敏感な友人知人に忠告されていましたが、このわずか2年で、資産を日本円のみで所有していると、30%目減りしたことになると言います。
 

 ーー先月末、青梅でのうつみん主催のBBQ会でもそんな話題になりました。
 
*ちょうど紅麹も話題に。「発酵食品界が狙われていきそう」とか「mRNA💉接種後に腎機能が低下した症例が提出されている」「小林製薬はスケープゴートで気の毒」など、ご明察の100人ほどの集まりでした。
「さあ、麹だの何だのいっぱい食べて元気になろうー!」とゲラゲラ笑ってがんがん肉を焼きまくる会。
 「アドレナクロム内海大作サイエントロジーゴム人間」のアザも見事に消えていましたよ🤣、武道で鍛えてらっしゃるせいか回復がはやい。
↑ネットの情報を信じて生きていたら、これから本当に生き延びるのが難しいと思います。サバイバルするために、アナログでつながっていきましょう。
  
そして、こういう会では忌憚ない質問をできるのが良いところ。
「先生の資産の中で、日本円の割合はどのくらいですか?」お伺いしました。
「ええ? 個人資産のこと?」とのけぞりつつ、直裁に答えてくれるうつみん。「ほぼ全て日本円で、紙で持ってます」。
ただし事業所として不動産を複数所有され、治療設備や備蓄(健康食品)も豊富、そして「日本再生法人会」などを通して全国の志ある経営者が集結してる、という事では資産持ちですよね。強いて加筆すれば、ハワイ在住時に必要があって使用したデジタルマネーは、今も幾許か所有してらっしゃるそうです。そんなこと言わなくてもいいのに言ってしまう、うつみん。
 
*ちなみに私の師匠やメンターは、どなたも株とか投資のたぐいをなさっていない(投資もいろいろありますが)。某金融のトップに昇りつめた同窓生もやっていない。「新NISAなどやめておけ!」と強く言われています。
 
そして、内海先生はこうもおっしゃった。「田舎に、小さな土地とか、古民家とかを持っておくと、数年先に良いことがあるかもしれないよ」
 
いろんな賢人たちが、同様におっしゃっています。
日本の解体が完了したのちの、もっと先を見つめてらっしゃるのかもしれない。
人口がものすごく減り、でも、そこからまた立ち上がるだろう、若い人々のこと。
 
いま、田舎の土地なら数十万円から買える。外部の人が気づいていない「資源」がどっさりある土地。
水源や温泉つきも、まだまだある。今のうちに私たちが大事にキープしておくと、未来に良いことがあるのかもしれません。
 
 
さて、そういう事とは別に、自分は具体的な金融リテラシーがあまりにも低かったことを反省しています。
総研、証券、金融機関の要職に登った(トシだから)同級生たちが、「日本人は本当に金の勉強をしない…」と言うのを、人ごとのように眺めていました。
 日本人全体のDNAにそんなお花畑があるんじゃないかしら……と、国民性のせいにしたい。
 
最近知った中国人、インドネシア人、フィリピン人、みんな驚くほどお金や法律のしくみをしっています。若い彼らに、世界の新常識を教えていただき、ほんとうにびっくり。こういう賢くて元気な若者達が「新日本人」になってくのも悪くないんじゃないか・・ふと思ってしまったくらい。
 
 
そもそも「お金とは何であるか」、あまり考えて来ませんでした。
もし私のような疎い方がいたら、今さらではありますが、一緒に考えてみませんか。
 
そう思って、根本的な経済の哲学者でもある、大西つねきさんに安曇野SANKAにお越しいただくことにしました。
 
 
ここからは、「お金と経済の危機を、みんなで解決する会」のお知らせです。
 
いろりの間で、大西さんを囲んで、車座で語り合いませんか。
 
 
安曇野のうまいもんをいただきつつ。
 
外資系金融機関を渡り歩き、世界経済に精通しつつ、東日本大震災後に一念発起。政治家に転身し、国政選挙に出馬しながら、身ひとつで全国津々浦々を駆け回って有権者と語り合う「丸腰ツアー」を続ける大西さん。
 
預貯金はこのままで大丈夫? 年金など老後資金はどうなる?
今の働き方のままでいいのか? 外国とどう付き合っていけばいいのか?
日本経済はこの先持ち直すか?
そもそも、お金ってどうやって流通している?
結局、資本主義のままでいいの? 脱却するには?
 
お金の発行の仕組みを変える→資本主義からの卒業、を唱える大西さんが、自由な発想と視点から皆さんの「お金の常識」を揺さぶります。

「今のお金の仕組みは近い将来、必ず崩壊します。その先に国家の崩壊もあるかもしれません。お金も国家もしょせん概念でしかなく、思い込みなのです」

「いかに一人一人の魂をこの三次元世界のあらゆる思い込みから解放するか、そのためのメッセージを、あらゆる方法で伝えるのが私の役目です」

そう訴えるつねきさん。みんなで考える新しい世界が、ここ安曇野から始まるかもしれません。
どうぞお越しください。
 
 
【大西つねきプロフィール】
1964年、東京都生まれ。上智大学卒業後、J.P.モルガン銀行、バンカース・トラスト銀行にて為替、オプション、債券などを取り扱う。1996年、株式会社インフォマニアを設立し、電気通信事業で起業。2004年、オーナー兼ピザ職人として「ピッツェリア・マルターノ」をオープン。2011年、東日本大震災をきっかけに政治活動を開始。衆議院選挙、参議院選挙に出馬。
 
 
●日時:2024年5月4日(土祝) 13:30~(13:00開場)
※16:30ごろ終了予定。その後、希望者で懇親会(シェフみなこ氏による安曇野の地場食材ビュッフェ&飲み放題)
 
●会場:安曇野SANKA(長野県安曇野市穂高有明。くわしい住所は、申込み時にお伝えします)
※長野道・安曇野ICより約22分/JR穂高駅より車で約10分

●会費(事前振込み):3,500円(小学生以下は無料)約20名様
※懇親会ご希望の方は+4,000円、先着10名様

●申込み:下記アドレスまたはSANKA公式LINEまで、(1)〜(5)ご明記のうえお申込みください。
折り返し、振込み先などお知らせします。
(1)お名前 (2)参加人数(複数名の場合は全員のお名前) (3)連絡先メールアドレス (4)携帯番号 (5)懇親会のご出欠
 
aokiponchi★gmail.com(★→@に替え) ※担当:青木
 
 
 
※当日は「中房温泉行き定期バス」(片道600円)にて、もよりバス停(SANKAまで徒歩約5分)までお越しいただくと便利です。
(行き)12:55 JR穂高駅→13:05 温泉公園北口
(帰り)16:55 温泉公園北口 →17:10 JR穂高駅

※SANKA専用駐車場の台数が限られるため、車でご来場される場合は、会場まで徒歩5分の「温泉公園北口駐車場」(温泉施設「しゃくなげの湯」隣接/無料)をご利用ください。



※開催前後は、SANKAへのご宿泊は受けかねますのでご了承ください(近隣に素敵なペンションが幾つもあります♪)