先月イギリスに出かけたのは、施術のためでもありましたが(ありがとうございました)、こちらも本命のひとつです、Glastonbury(グラストンベリー)訪問。



英国一のエネルギースポットといわれるグラストンベリー。人口9千人の町に20万人が押し寄せる世界最大級の夏フェスでも知られていますが、



オフシーズンはのんびりおだやかな農村です。



そんなサマセットの農村地帯にひょっこり出没する丘「Graston Tor」。



セント・メアリーズとセント・マイケルズーーー2つの特別なレイラインが交差するこの地は、古代から自然崇拝の地であり、
幼きイエスと叔父ヨセフがこの丘を巡礼し、後に近くのチャリスウェルに聖杯が埋められたという。

またケルト神話によると、海に浮かぶ小島であったこの丘は(湿地帯です)、アーサー王伝説で妖精国グインの入口とされる”アヴァロン島“であり、キング・アーサーの亡骸が埋葬されているという。




近年では、ダウジングによる立体地下通路の発見や、異次存在との遭遇場として、世界中から好事家が集まるーーーー!

ーーーのですが、オフシーズンのせいか10月の観光客はちらほらです。

美しい木立を縫って、丘へ上ってゆきます。まるまる太ったリスが近くで飛び跳ねてます。


ひと気がないを良いことに、英語で録画を試みた。この語学力で世界中で施術しようとしてるから、みなさん勇気がでるはずっ
 





このグダグダ英語が“丘のナカの人”には迷惑だったのかもしれない、(☉.̫☉)No one is here…」と言った瞬間、ゴゴオオオオと突風が。そして喉にドーーンと風礫みたいに刺さりました。


「Tá muid.(我々がおる)」

Tá mé anseo le fada an lá(ずっと、ここにおる)」


風は(たぶん)そう吼えたように思えた。

No oneじゃなかった、すみませ・・・・ん。
それは、スピな人々が出会うというイエスかアーサーか聖霊というより、それらを守る兵士たちのように感じました。強い…。

無表情をよそおいつつ、内心動揺し、しどろもどろ。妙な地響きも入ってきたので録画はやめました。

聖なる丘の方々、すみません。だけど甲状腺のあたりがずっとおかしかったのが治りました。


気を取り直し、次は英国で最も古い聖井戸の一つ。
その起源は先史時代のぼるというチャリスウェル(チャリスの井戸)に。
こちらのプロ・ガーデナーさんの記述が美しいです。





入口からもう美しいです。



チャリスウェルのシンボル、ヴェシカパイシス(神聖幾何学)。
細胞分裂の如く…ふたつの球エネルギーの間から新たな球体が生まれてくるというイメージを、私は施術でも大切にしています。

この泉(井戸)は俗界と聖界のあわい。神々や精霊と交流できる場所。

イエスの最後の晩餐で使用され、そしてゴルゴダの丘で流された血を受けた聖杯は、叔父ヨセフによってここに埋められた。それから水が湧き出したと言われます。

キリストの血のごとく、赤い色をした水は鉄分をたっぷり含み「赤の泉」と呼ばれる。
2000年以上、人々が汲めども汲めども、それは一度も枯れたことはなく、無限の命のエネルギーをたたえる。無限の子宮のように。


さて、このUK旅のミッションのひとつが「ここで水を汲み、必要な者に分けよ」 でした。


と、言われても…。受けとったメッセージが突!すぎて何をどうすればいいのか。行けばわかるかなと思い、あまり下調べせずに来ました。


すいません。来てもよくわかりません。とりあえず受付で汲み取りボトルを販売していたので戴きました。





そして庭園を廻る。






奥へすすむと、





ありました。本丸のお水場が。

ひとくち飲んでみたら、癒しというよりはガツンと来る、パワフルな水。
鉄風味たっぷりです。「血の再生」、そのままを表出しているようです。



そして更に奥へ、
ご本尊の「井戸」まで辿り着くと、そこには世界地図を俯瞰するような光景が……インド系、アジア系、欧州系、世界各国の男女が7〜8人が目を瞑り、アメジストを握ったり、奇妙なペンダントをかかげたり、それぞれのスタイルで、瞑想をされていました。

ぼうぜんと眺めていたら、誰かが「ここに座れ」とジェスチャーしてスペースを空けてくれたので、輪のなかに入りました。

そうしたら、


あらら、ら。

急に、悲しくもないのに涙が止まらなくなり目が開けられなくなりました。困ったなティッシュもハンカチもない。鼻水が止まらない。

そして圧の強いメッセージを感じました。
ここは、お前がお前のために居るのではない。お前以外の人間をつなぎ、分けるためにお前は来た。


そして、ただ繰り返される「破壊と再生」。
こんなに押してくる? Torといいチャリスウェルといい、圧が強い
でも、このジワジワ胃から込み上げる「分かち合い感」は慈愛としか言いようのない、そんなようなものでした。




いつの間にか、まわりに、誰もいなくなっていました。


家人が撮ると、井戸から何か白紫色のものが湧いていますね。こういうものは彼にしか撮れないんですよね。


🕊

この前日に、グリニッジの観光船の窓にぶつかって、死んでいる白い鳩🕊を見ましたが、
その魂はスコーーンと天へ抜けて行ったように見え、やはり「破壊と再生」を感じました。


この井戸の底には「聖杯」が眠っている、そんなことも知らず、隣の瞑想者に教えてもらったのですが、その間も繰り返されるメッセージは、

再生、復活。血は復活し、受け継がれる。

まだまだたくさん破壊される。立ち上がって復活する。血を流すことを恐れるな。流したぶん入れ変わる。脱ぎ捨てて、進む。





ジョン・レノンはこの泉水を飲み、『イマジン』を着想したそうです。





チャリスウェルからの帰り道、くっきりした彩雲が出ました。こういうのを見るのは何年ぶりだろう。






魔法使いがたくさん住むようなグラストンベリーの街。



そして私たちが宿泊した宿・・・有名な宿なのですが、石やパワーグッズや尊師像が多すぎて、ちょっと噴いちゃいました🤣

ぎゅうぎゅう詰めすぎて、“氣”が牛丼ギガ盛り。おもしろくて瞑想できません。
 
私のこういうところが、グラストンベリーの精霊に叱られるのかもしれません。






妖精が出てきそうな街角をひたすら歩きます。


田舎町のあちこちで見られる親密さ。ここは規則も同調圧力もゆるいけれど、支え合う力とその表現は必要なのかもしれません。



さて「お水取り」ができたので、もう任務終了かしらーーーと思っていたら、とある魔法系調合店(?)でユニークなオイルを見つけました。

なんと「DRAGON BLOOD」こと竜血樹の樹液をブレンドしたオイル。

私は八丈島 で一度生木を見たことがあるだけですが(貴重すぎて遠巻きに観光した)、その樹液は「血の宝石」と呼ばれ、止血、鎮痛、消毒、防腐ーーー古来から中近東や南米で万能エキスとして使われた希少なものです。

「血の再生」つながりかもしれないなと思って、7本だけ在庫があったので仕入れました。
再生、蘇生、転機を期する方に届きますように。



よく振って使ってね。



そして、街中に散らばる鉱石店では、貴重な石、珍しい石たちが鎮座していましたが、なぜか「アポフィライト」に強く惹かれました。

これも「再生」「新生」とか「聖域との再会」。そんなニュアンスがあるようです。
こちらも誰かにシェアすべきようなので、2点のみですが、ストアに置きます。

こちらは同じアポフィライトでも、より護衛感の強い守り石。掌でころころ転がせるピンポン玉サイズです。




そして「チャリスウェルの水」、こちらは希望するお客様、どなたにでも、プレゼントします!

サロンで直接お会いするお客様でもOKですし、「ちい恋良品」をお求めの方でもOKです。備考欄に「チャリスウェルの水」と書いてね。

50本すべて行き渡りました。ありがとう!


飲用したり、飲み物に混ぜたり、バスに垂らしたり、化粧水に混ぜたり、いろんな使い方ができます。
15mlとわずかですが、ホメオパシーレメディのように増幅できます。

きっぱり変化させたいことがある方は、ご決意とともに一気飲用がおすすめ。好転反応があるかも知れません。

私も好転反応あり。今まで生きてきた50年間の挑戦のベクトルが間違っていたと気付き、凹みました。

が、それでも無理して行ってよかった。制限を超え、力を発揮できる人が増えるよう、繋ぎ、媒介し、手伝えるようになりたいと思います。


ケルトの聖木