皆様、新春おめでとうございます。
昨年も色々ありましたが……個人的には精一杯はたらけて、充実した一年でした。💪
今年は、社会的にはもっと揺さぶられたり、具合の悪い方が増えたり、でしょうけど、
自分のすべきことを粛々とすれば大丈夫。私は施術し、宿を営み、ギャラリーをあけ、走り、合氣道に励み、勉強したいと思います。あと仲間の応援をしたい。
なぜ、急に、「名護」というちょっとマニアな土地を訪れようと思ったのか、自分でも謎でしたが、ひとつにはCS60の仲間との共同施術。これは次回に書きます!
そして、名護行きを決めてから発見したんですが、25年ほど愛飲している大好きなドリンクの工場が偶然、名護市にあった! こんなことってあるんですね👀
嬉しくて、凸撃見学をさせて戴いたら、話が進んで、お取り扱いをさせて戴くことになりました。次回、ご紹介しますね。
那覇空港から街へ出た瞬間、「あ、ここは日本ではない、外国…」と感じた空気。閉塞、開放、封印、歓喜。複雑なですね。
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まずは現地のレディ×レディ御夫婦に、カーボンバランサー をお渡ししました。こうしたカップルがのびのび暮らせる、懐の深い土地なのですね。
からの…
ときに、息苦しいスポットもありました。有名な「Nグスク(城)」跡では血の気配と負の何か…を感じ、直後に数時間寝込んでしまいました。ご当地の方も「私達もあそこはダメです…」と仰っていた。やっぱり複雑ですね。
しかし土地の方々に「おはようございます」と挨拶すると、「はあ…」と困惑した表情。
「なんだろう?」と思っていたら、地元民いわく、
「沖縄の人には、ジョギングという習慣がないので、不審に思われたんでしょう😆」。 そうなの!?
こちらは、おすすめで宿泊した「EMウェルネス暮らしの発酵〜リゾート」 。
食生活に気を遣っていそうな家族連れが多くて、浴場で見る幼児たちは丸々と、母の胸に抱かれ、幸福そう。
ですが、ふと、こういう場所にリーチしない親子のことも考えました。
素泊まりなら大人一人7000円〜です。オーガニック(風)の良し悪しはともかく、多くの選択肢が多くの子どもたちに行き渡ってほしいと思う。
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さて、旅行した理由のひとつが「12/28に潮目が変わる」「今のうち沖縄に行っておかねば」という予感。これが一番意味がわからなかった。
全行程の中でぽっかり空いた28日、前夜になっても、どこへ行ったらいいのか「?」
夜明け頃、ベッドで「気高い島」という単語が湧いてきましたが、「? ? ?」
しばらくボーと考えてもわからない。朝食を終えた夫に伝えると
「は? もしかして、久高島のこと?」
「あ、たぶんそれだ」
「今から? もう10時よ? 予習ゼロで? ガイドもなく? フェリーで行くところだよ? 無理だよ」
恐る恐る検索してみると、「琉球発祥の地」と言われるそこは神の島。呼ばれた者しか渡れぬ、いにしえは男子禁制の、SSS級の秘島の一つ。
さすがに予習ゼロ、ガイドなしでは無理……でしょうけど、ダメ元で電話をしたら、
とあるガイドさん一人が「午後からポッカリ空きが出たよ」ですって。
「嘘でしょ😵💫」
泡を吹いてる夫を車に積んで、
国道311を飛ばし、フェリーに飛び乗りました。
もう、久高島については私の説明など、不要でありましょう。
少し調べただけでも、沢山の方が記述しておられます。
祈りに満ちた神の島。何人たりとも冒すべからず。
突撃上陸自体がもうすでに冒している気がしますが、
不遜をお詫びした上で、この島に12/28、渡れたことは奇跡でした。
光あふれ、命あふれ、音にあふれ、色にあふれ。
しかし、代々「神女」たちが祈ったその場で感じたのは、いま日本の女性たちに出来ることがあること。
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ガイドをしてくれた温厚なXさんは、島の歴史を語るとき、「薩摩に攻められて…」と何度か「サツマ」に語気を強められましたが、
「大和朝廷」、ひいては「日本」は我が歴史にあらず。と思っている、古い民がおられる。
神話は統治のために作られたメディアであり、社⛩は聖地にすげ替えられた畏怖のシンボル。そういうことを忘れられない、古い古い民が。
いま志のある方達が、政治を、社会を取り戻そうとしているけれど、
男のように政をし論を張り、力を遣うのではなく、女には女のやり方がある。マウントでなく集合の氣を使って。
集団で祈る概念が苦手な自分も、こういう方とならご一緒させて戴きたいと思えています。欲で膨らまなければ、現象を動かせる。
「本物は世に出てこない」ということばがあるが、いま世に出てこない本物は、本懐ではないんじゃないかな。
自分こそは本物を知るというような矜持と我欲を、集団に向けて手放せれば、女達はもっと靭やかになれる。これからもっと出てこられるでしょう、ちゃんとした遣い手の女性たちが。
そんなことを、光あふれる島で考えました。
島で代々祀りを取り仕切ってきた、元区長さんの御宅(*)に上がらせていただき、三線を聴かせていただきました。何とも物がなしく、喜ばしく。
*島には私有地という概念はありません。共有地。
ーーー翌日、帰京の前には「せいふぁーうたき(斎場御嶽)」にも寄らせて戴きました。
ここは久高島とセットの祀り場。琉球王国の生命線が秘されています。
しかし前日までは「地獄の斎場…?」「滝…?」
という、私ごときが記すことは何もないと思いますが、
判りやすそうな記事を、ご紹介させて戴きます。
首里城にも、美ら海水族館にも行かなかったけれど、私はこれで、今回の御訪問のすべてが済みました。
頭のうしろでは、ずっと三線が鳴り響いていました。
ふしぎなことに、帰京した翌々日、井の頭公園を歩いていたら、池のほとりで三線を弾いている方に出会いました。
南大東島という、秘島中の秘島で修行された奏者「中川樹海」 さん。
澄んだ声で、唄っておられましたよ。
「メデタヤ メデタヤ」