お客様にいただいたお花。早川のイメージだと仰ってくれましたが、私こんなにドレッシーかしら目

普段はこんなです、基本姿勢はスクワット(がにまた)。

「ジャンクなものは召し上がらないだろうから、お菓子ではなく花にしました…」
って、いやいや、けっこうなんでもいただきますよ。戴きものには特別な消化酵素がでます!



クローバー



さて、

今年の初夏に、こんな医療体験のおたよりをいただきました。

以前に、この記事や この記事で取り上げさせて戴いたYさんから。

粘り強く自分の疾患に向き合われる方です。

 


 クローバークローバークローバー
 

 
クローバークローバークローバー
 

お礼を言ってくださっているけど、Yさんの声が出づらいことや腸の炎症や頭痛は、相関関係があるはずなのに、私はなかなか核心にたどり着けずにいました。

 

腸の炎症は、いろんな疾患の震源地と思われがちですが、腸炎そのものが二次疾患であり、病巣炎症(原病巣)は他にある場合が多い。

 

それら原病巣は、さらに目に見えぬ原病巣…遺伝・環境・生活・思考の癖などから様々な影響を受けているので、クライアントにヒアリングすることは山ほどあります。

 

CS60で「痛い」とクライアントが訴える部分を、数日とか数か月、消すことは難しくないけれど、「もと」を探らないと根本解決にならない。

 

むしろ原病巣を探らないまま、こうした療法で痛みを消してしまうと、

数か月後、数年後にもっと大きな痛みや疾患に化けて顕在化することがあります。これがやばい。

 

クローバー

 


でも、Yさんの火事(炎症)については、根本の火だねを包囲しつつあると思われるのに、鎮静化しない。

 

疾患に何十年も悩まされ、外出もままならなかったYさんは、粘り強く、幼少時代からのことを掘り起こされ、勇気をもっていろんな療法に当たられていました。

 

それが「上咽頭擦過療法」なるもので、寛解するとは。

 

彼女の訪れた仙台に、上咽頭炎療法で、腎炎はもとより腸炎、うつ、皮膚炎、関節炎、頭痛、首こり肩こり、幅広い自己免疫疾患、受験生の学力まで! 難題をたくさん解決しておられる「堀田修」先生という名物医師がおられるとのことで、

著書を拝読してみました。

 

 

 


すごい…。

 

※上咽頭擦過療法そのものは目新しい療法ではなく、

リンパ球の密集する「戦闘地帯」こと上咽頭に、鼻綿棒などで塩化亜鉛を塗る療法なんです。


しかし!

 

堀田先生、1ページだけ抜き出させてください。

 

 
 

 

抗菌&瀉血作用によるリンパうっ帯の解消→→老廃物や体液、脳髄液の循環、

抗炎症作用による筋肉や免疫細胞の鎮静→→頭痛や首・肩こり、腎炎、腸炎、皮膚炎、関節炎の緩和、

迷走神経(副交感神経)の活性化→声帯や消化器や心拍や脳の安定や活性化、

 

こんな多岐にわたる症状を改善する可能性があると、研究されたことが、すごい。

 

上咽頭。火種なんだね。関門なんだね。

 

この擦過療法、昔は「Bスポット療法」と言われ、多くの疾患に効果があるとのことで、芸能人にもブレイクしてました。


15年ほど前か?私にも女性健康誌の特集で体験ルポのお声がかかったことがあります。しかし、すごーく痛いと聞いて逃げ出したのです。体験してみればよかった。

 

「知ってます。スポット療法ですよね。梅が丘にも名医がいるそうです」

と、別のクライアントUさん。おしい…。もぐもぐ

 

 

そして。

Yさんからおたよりをもらった同時期に、同級生(口の悪い)歯科医がこんなことを言っていました。

 

「マスクってやばいよ。対面でしゃべることが減っている上、マスクをして表情筋を動かさなくなるせいか、たった2~3か月で“顔の下半身ダルダル”になった人が増えてる。コロナはブス増産期だね。顎関節症も増えて、内臓機能低下にも影響すると思う」。

 

と、顎関節や首から難病にアプローチするという沖縄の名物歯科医を教えてくれたんです。

 

すると後日、医療情報に詳しい高城剛さんのメルマガに、仙台の堀田修先生も、沖縄のその名物先生もインタビュー記事として登場されていたので、びっくり。

 

マニアックな医療情報に、プロアマ問わず、皆さん手が届くようになったのだな…。高城さんも凄い。

 

以来、私は「コロナ顏施術」と名付け、風邪やインフルほか疾患対策として、

顎関節&咽頭&扁桃という「顏のコア」の施術を強化してきました。

CSの電気が届きづらい狭い部分ですが、圧電療法の考えを用い、ポイントを両手で挟み込むと、よく通ります。

 

 凄い圧に感じてる人もいるかもしれないけど、力は入れてません

 

「顏、すごく痛いですーー笑い泣き」と涙ながらに訴える私のクライアント様たち、

そういうわけですから、ご勘弁ください。美顔は二の次のつもりですが、結果的にみんな鼻すっきり顎ほっそり、美人に仕上げてますから、許して。

 

真顔

 


さて、
上記の上咽頭擦過療法、70年代くらいには、町のお医者さんたちがよく行っていたようです。

鼻だけでなく、喉にもお薬を塗って、風邪の悪化を食い止めてくれていました。喉を「焼く」ってやつですね。

 

「鼻綿棒」とか「ハルトマン捲綿子」とかで検索をすると、そんな昔話やおすすめの薬、テクニックの話が出てきます。

 

でも、今の医師たちは、上咽頭療法をあまり積極的に行いたくないのだとか。


ためしに、知人の耳鼻科医(岡山こうちゃんパパ)に聞いてみたら、「うーん。やれないことはないけど、なるべく自分でできるように指導します…」と、微妙~なお返事。

 

保険で数百円という診療報酬の少ない治療でありながら、様々な病に効果があるというエビデンスの不確定さに鼻白む医師が多い…というのが実態のようです。

 

勿体ない医療の最先端は「温故知新」に真髄がある、というよい例かもしれないのに。

 

まあいいや。医師がやらないなら、自分でおこなえばいいではないか。


これが本題です。つづく。