昨日のかわいいクライアントさん。

 

 

Mくん5歳。
 CS60は2回目です。初回は痛そう、気持ち悪そうでした。

オゾゾゾゾ~~と皮膚が波うちながら、グルルルル~とうなりながら、耐えてくれました。健気な。




 

それは、緊急のメールではじまったのです。

 

 


読んで、珍しく?「すぐに出張に伺います」とご連絡しました。

私は急な施術に対応できないつんつんした人と思われているでしょうけども、こんな非常時ののりしろくらいは取ってあるのです。

 


 

「ペットは、自分で動物病院を選んで、飼い主を連れてくるのです」

 

と、びっくりすることを教えてくれたのは、相模原市在住の風変わりな獣医・Tさんでした。

以前、自費出版の相談にお見えになったとき、動物病院の不思議な話をたくさん教えてくれました。

 

ペットは、飼い主の気や体調にリンクし、ときに身代わりになってくれている。

そんな飼い主も気づかないような、目に見えぬ多くのことに気づいたTさんは、現代医療の範疇で治療をすることができなくなり、ご自分のクリニックを閉じて本を書かれることにされたそうです。

 

 

重態のからだで、当サロンにお越しになったチワワMくんを施術していて、そんなT先生のことばを思い出しました。

 

きみが、飼い主さんを連れてきてくれたの?


あぶなかったけど、どうしても、また家族で散歩したいの。

 




まだ数匹の経験しかないけれど、動物を施術するのは、本当はまだちょっと怖い。


施術というのは、いつでも誰でも「元気が出る」「健康を取り戻せる」わけではなく、「あるべき状態」にからだを向かわせることがあって、

「あるべき状態」が死であれば、そちらに向かうようトキ(回転)とトコロ(場)が整ってゆくことがあるからです。

 

これは、すべての優れた自然治療に言える法則で、だから本当にすごい治療家は、重病人をやみくもに癒そうとしないのだといいます。

「命を、おだやかに閉じてしまうこともあるから」と私の師匠は言います。

 私はCS60をやらなければ、この意味がわからず、自然療法の言い訳だと思っていました。

よき治療とは、健康、元気、生命力の回復であり、病気や死とはfailure だと思っていたので。

 

そうでないことがわかってきた今、いつか、おだやかな看取りの仕事ができたらと思っています。

 


しかし、いまの私は優れた悟りの治療家ではなく、弱った命を「意地でも元気にしたい」「とにかく死なせたくない」だけの、下癒の治療屋。


まずはMくんをできる限り解毒させていただくことにしました。

 今回の焦点は、ワクチン由来らしい薬毒。

 

犬も、猫も、薬害のたまる部分として、はじめに毒抜きすべきポイントは、まず下肢の付け根です。だれかに教わったわけではないのですが経験上。


特にハムストリングスから、腓腹筋、脛骨筋、腓骨筋肉のあたり、骨と筋のあいだのゴリゴリした部分、CS60をもった手が痺れる部分に突起を押し当てると、どの子もイヤアアアアーーンと叫んだり、ギャン暴れしたり、私の手を噛みにきます。
だよね、、背骨も気持ち悪いよね、耳の付け根もイヤよね。

 

これって、器具がなくても飼い主さんの拳の角などでもできるので、薬毒や重金属がたまっているなと思ったら、まず下肢の骨やスジを擦ってください。

高確率で噛まれますが、めげずに続けると、噛まれぶりが減ってきますもぐもぐ

 

そんな、ありえない拷問をかける見知らぬおばさんのことを、M君はときどきグウーーーーッと小さく唸るだけで、じっと耐えていました。


なんてかわいいかわいいかわいいかわいいんだ、動物は。

 

狂犬病ワクチン以来、穏やかだった性格が一変し、ガウガウ犬になって、パパとママをマジ噛みするということで、施術中に保定したりスポイトで水をあげたりするお二人の手はボロボロです。お世話もなんと大変なことでしょう。

 

DASH!

 

せまいサロンに、人間3人と犬1匹がぎゅうぎゅう。

温度はどんどん上昇し、かつて嗅いだことのないサビ臭や、なんとも言えぬドブのような汚臭がモワモワモワ広がっていきます。


しかし、私はもう「くさいほど好き」な変態治療屋。もっと出せ出せ、もっと。


肝にCS60を当てると、ありえないくらい手が痺れました。こんなの人間でもめったにありません。きみ、どれだけお薬飲んできたの。


でも飼い主さんも、悩みながら、嘆きながら、あの手この手を打ってこられたのです。

獣医さんも悩んでる…? ずっと首を傾げ続けているそうです。現代医療に、薬害の抜きかたはないものね。

 


体力のない小型犬に、やりすぎだろうという限界まで施術したとき、タワシかハリネズミのように固かった体が、ふっと、柔らかくなりました。


ふと見ると、気持ちよさそうに目を、ゼリービンズみたいに細めています。かわいいかわいいかわいいかわいい、

 

 

 

 

 

 「舌が、まっしろだったのに、ピンク色になった!!!」

 

おとうさんがおっしゃいました。

 

 



 

 

ご帰宅されて数時間後、メールをいただきました。

 

 

 

歩けた!

食べられた!

サビ臭いうんちが出た!



 

翌日も、「さらにしっかりヨチヨチと歩いています」とのことで、嬉しくなった。その6日後も来ていただきましたら、 

またメールをいただきました、




 

やったー

ウンコ祭り!

ディスコ!




チワワのM君が、こんなにデトックスできて、みるみる元気になった秘訣は、じつは私の施術だけでなく、差し上げたミネラル水の作用もあるのではないかと思います。
真っ黒いウンコ、しかも軟便。これCS60の反応もそうですが、重金属他老廃物の排出反応も起きているのではないかと。

私が今まで飲んだミネラル水の中でもユニークなので、今後の記事でシェアしていきたいと思います。