めっきり人の減っている街。
そんな中で、うちのCS施術のお客様って、キャンセルをされない。
皆、なんだかんだ言いつつメンタル丈夫…と思っていたら、立て続けにキャンセルが2件あり、唖然としましたら、すぐに新規の依頼があり、枠が埋まりました。めまぐるしいです
(※キャンセル情報は、当ブログでも告知します。現在、ご予約は最短で8/11以降~可能(8月はあと10枠ほど)です)
キャンセルが続く飲食業界、イベント業界、宿泊業界…逆に人が押し寄せるドラッグストアも保育業界も、悲鳴をあげているという。私の通うフラメンコスタジオでもトイレットペーパーが切れて先生が困惑。
…ですが、新学期のはじまったスタジオ、だれも休まないどころか、新クラス希望者25人ほどが50㎡ほどのスタジオ一室に殺到。コロナのコの字も出なかったよ 踊る人って元気ね。
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こんな時こそ、しずかなこころを育て、からだをリセットし、仕事が閑なら、やりたいことをやる好日和ではと思います。
まず、私はどう考えても食べ過ぎなので、今こそサバイバルにつよい体をと思って一日1.8食に……かつノンアルコール、ノンコーヒー×ノングルテン×ノンカゼイン×ノン(白)シュガーという、かつてないノンノン生活に挑戦しております。
一番きついのはコーヒー。4~5日抜いては、気圧の変わり目に「わああああ」と叫びたくなる頭痛に耐えきれず、ガブリ頓服、の繰り返し。カフェインって本当に厄介なにドラッグです。
でもしばらく続けていたら、高校時代の体型、体重に戻ってきた そして、いやでも体力は漲ってくるのです。
前から武道をやりたいやりたいと思って、この冬は、いろんな達人たちを訪ね歩きましたが、
こちらの神宮の門をくぐり、この3月から、門人となることを許されました。「力を丸める」修行をしたいと思います。
だってね施術をしていて、硬結や癒着や腫瘍…ときどき悪性らしいものも…みつけると、思わず出てしまうんです。殺気
お口悪くいえば、「この病巣ぶっコロ……」。
それで強引になんとかなる場合もありますが、出てくる力はたぶん半減しています。
もっと、もっと柔らかく、同化して、腫瘍の声を聞きたい。そうして患人さんにフィードバックしたい。
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「怖い怖い、足りない足りない、備えなきゃ備えなきゃ」……。
意識はどうしても備蓄、対峙、防御に向かいがちです。
ドラッグストアの店員さん達は毎日、マスクは?トイレットペーパーは?と詰問され、通常業務もままならず発狂寸前だそうですが、
「やれやれ。SNSやメディアに踊らされているバカな人たちや、転売ヤーのせいで、ひどい状態だな。じゃあ、冷静で賢いオラっちも、今のうちにトイレットペーパーを多めに買うかな」
という人々が、けっきょく買い占めの9割ではないかという意見がありました。
すみません。うちも、やれやれ。と思って、いつもより1パック多めに買いました。
おいおい。311後、あんなに資源キープを誓ったはずなのに、毎日、たかが大蛇一匹のために、何メートルのペーパーを使っているんだ。
ためない、入れない、留めない、固めない。増やさない。
そうすると、たくさんのことがスムーズに動くのに、どうも「資本」からアタマが抜けないのである。
目敏い人が、「今こそ倒産しそうな企業を買収するチャンス」とツイートしたりしている。
そうね、いっとき、それで救済される人々もいるかもしれないわね。でもその考え方から抜け出せない限り、この世のデスマッチから死ぬまで逃れられません。
もう皆が生きるのに必要なものはそろってるのにね。そう言ったナウシカみたいな友達のことばを思います。
「振り返れば、裏山は実をつけ、目の前の川は水をたたえ、草木が生い茂り、田には稲穂が実っている。風害も水害も森が防いでくれる。病を治す薬草もある。テクノロジーもある。いったい、地震や災害、疾病のなにが怖いのかな」
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「みんな、食事やサプリや治療器で付け足す、インプットするばかり。アウトプットで自分を癒す人がいない」と、
私が訪ねた武道の達人たちは言いました。
他から貰うのでなく、自前でなんとかすること。丸腰でやること。
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たとえば呼吸がうまくいくと、良質の食事やサプリすら、2~3割へらせるんじゃないか。
私たちは呼吸法と「肛門をしめる」ことができていないんじゃないか。
と先日、CS施術にいらした鍼灸師さんと意気投合しました。
彼女は、最新技術を駆使する整形外科クリニックに勤務していますが、最近は「肛門をしめる」ことばかりご指導なさっているそうです
肛門呼吸というか、丹田呼吸というか。私はクンバハカが、もっか気に入っています。
先ごろ、うんと若い女友だちに、日本初のヨーガ行者・中村天風のイベントに誘われてから、はまりました。
天風さんって、昭和の企業家、経営者などが心酔したマッチョな啓蒙家……というイメージでしたが、深いのですね。
怖い、不安、むかつく、悲しい、憎い……そんなネガティブな感情に襲われた瞬間、肛門をキュッとしめ丹田にグッと込めて、肩をガクンと脱いて、深く息を吐く。
すると交感神経と副交感神経のバランスが絶妙にはたらき、心身が理想的な状態になるというもの。
いままでやってきたどんな呼吸法より即効性がある。減りつつある悩みが、もはやゼロに近づいてゆくような。
なんでも、なるようになればいいじゃん。やりたいようにやればいいじゃん。
というわけで。無駄な考えや時間がみるみる消えるこの呼吸法について、わかりやすく解説してくださっている方々がいます。
●【中村天風】クンバハカができない!自信がない!!人へのヒントとコツをまとめてみた
カタカムナのウタヒなんかも、このスタイルで上げるとより良いみたい。
うまくいくと、キュッと締めたポイントを中心に、立体8の字の球体のようなものがふたつ(合わさって一つの球体になるのです)、身体の周りに出来ます。うまくいくことは滅多にありませんが。
自分は、吐くときに、丹田から懐中電灯のような光がぱーっと周囲を照らすようなイメージをします。
イメージはそれぞれに違っていいのだと思う。
試しに実験してみてほしいのです。この呼吸法をしながらシャワーヘッドを持っていると、うまくいったときは、明らかに水流が変わるのがわかります。
ほんとですよ。
それでね、もっとうまくいくと、後ろ向きで他人にヘッド持っていてもらっても、「今、キュッてした?」と、水流の変化を感じてもらえるようになります。「えっ えっ なんで?」ってなります。
それはちょっと、感動の瞬間です。
たぶん、8割方のひとができると思う。私たちは、呼吸で水流を変えられるのです。