【閲覧ご注意】人体解剖ＤＶＤに思う

ただいま連日、人体解剖ＤＶＤを観ています。イギリスで放映時、けっこうな騒ぎになったというもの。

人間の遺体に含まれる水分・脂肪分を合成樹脂に置きかえる保存法“プラスティネーション"を開発した、解剖学者グンター・フォン・ハーゲンス。

天井から吊り下げられた、本物のご遺体を、そのグンター博士が系統別にぐいぐいと切りわけ、熱を帯びた口調で解説していくさまは圧巻です。

３巻目くらいまで、連続収録したのだろうか。

しだいに声が枯れていく博士のようすに、鬼気迫るほどのパッションを感じます。世界にはこういう医師もいるんやな。

解説のため、同時進行で男女（こちらはアライブ）の全裸に、系統解剖図が描かれていくんですが、これがすごくわかりやすいんです。

毎回、内臓などを描きこまれて、微動だにしないモデルのデニス。

わたしの勝手な配慮で、かぶせものをして恐れ入ります。

この公開解剖を一般的観覧者が見守り、質疑応答する。

医学生や医療従事者が多いと思いますが、「彫りの参考にしたいっす」という感じのタトゥー入り若者や、社会リタイアされて何十年？風な、ご高齢の観覧者もいる。

解剖に興味のある人には、だれにでも門戸が開かれるのです。日本じゃありえないよね…

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ＣＳ60を一年弱やってきて、確かにこれは素晴らしい器具だと思うし、好きすぎて、24時間携帯しています。道で倒れていたご婦人に、これで起き上がってもらえたこともある。

でも、ただこれを握って擦りつづけるだけでは、サロンにクライアント達がえんえんと来てくださるだけ。それでいいのかと思ったんです。

ダイエットやリラクゼーションとして通ってくださるのは、とても嬉しいんです。「今度はあの話をしましょうね！」と、施術というか、もはや部活の仲間みたいな方々もいる。

でも疾患に本気で悩む人は、ちゃんと健康になられて、うちに来る必要がなくなるほうがいいに決まってる。

数週間や数ヵ月、調子が良くなっても、しかし生活…食、住、運動習慣、トラウマなどが変わらなければ、結局元に戻っちゃう。

だから、施術以外にもできる限りの提案をしたくて、

足裏チェック(内臓疾患が現れている方も)から、筋肉、筋膜、肌質、骨格、髪質……わからないこともまだまだ多くてもどかしすぎるけど、おすすめの食事、レメディ、漢方、サプリ、エクササイズ、ダンス、時には本、健康グッズ。なるべくたくさんの有効な提案をしたいです。　

時には、うちじゃなく、どこの整体やウォーキング先生、カイロの先生へお出かけくださいと言うことも。

そして標準医療。最低限の知識がないと、CS60でおかしな腫瘍が見つかっても、検査のご提案すらできない。よい先生のいる病院リストも網羅したい！

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そんな感じで、いずれ解剖学もちゃんと勉強したくて、見はじめたＤＶＤですが、

ご遺体の腸を切ったとたん、その方が生前に食した、褐色化した液がビューっと噴き出たのを見て……最初はサラダのドレッシングにいちいちナーバスになったりしてました。

でも、映像って慣れますね。最近は内臓を見ながら寝落ちする。医療用語を英語で聞いていると（日本語字幕はある）朦朧としてくるのです…←今ココ。

絵画調に加工してみました。実際の映像はとても鮮明です。

「もし、将来あんたが凶悪犯罪を起こしたら、こういうのが寝室から大漁に出てきて、あああやっぱりって言われるやつやん…」と家人は言う。

なんで前提が凶悪犯罪なのよ。

向上心ダヨ！

17,307円

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「人体解剖マニュアル」全11枚

１部　筋肉および神経系、循環器と呼吸器系、消化器系、生殖器系と系統別解剖

２部　検死解剖　

３部　臨床的な解剖

２万円前後、密林ではときどき特価になっている。医療関係者はもとより、人体にさわるセラピストも、ひととおりご覧になったらよいのでは。

だって私、“バカが考える日本地図”ほどではないけど、ちょっと間違えてましたよ

肝臓は北海道くらいの大きさがあるのに、四国くらいに思っていた。

こういう3Dアプリはとても便利ですが、本物の人体でしかわからない質感がある。いや映像だから、視感？

そんなわけで解剖DVD。繊細すぎる方にはおすすめしないけど、臓器を冷静に見ることも、死者への尊厳と感じたり、がんってなんなのか、がん細胞に満ちた臓器を見ることで、新たな考えが出てきたり。

わざわざ購入するほどでもないけど、見てみたい…という方には。

今度、うちのサロンで秋～冬の日曜日に上映会をしたいと思います。皆でスクリーンで観てみましょう。

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CS60の施術は、８月、９月のご予約は一杯となっております。

10月は１週目は埋まりつつありますが、２週目以降は、まだたくさんの空きがあります。