西成にお気に入りのゲストハウスがあるんだ🖤

と大阪の人に言うと、
「えっ。女性が一人で歩いたら、やばいよ…」とか、
「ジブン、あの地区だけは寄り付いたことない…」と、微妙な表情をされる。
 
西成、釜ヶ崎、あいりん地区。日雇い労働者のヤド街、を逆さに読んでドヤ街。
酒と賭博と暴力沙汰。一昔前はそういうイメージ一色だったかもしれないけれど、、

2017年にNHKドキュメント番組を見て、こちらの活動を知りました。
 
 
 
日々、朝からお酒を飲んでうだうだしていたおじさん達が、代表の詩人・上田假奈代さんらに触発され、書き、綴り、奏で、描き、踊り、熱い作品を産み出すようになった……釜ヶ崎芸術大学=ココルーム
 
そんなおじさんたちのファンキーな作品を見てみたい。
という思いで飛び込んで行ったら、予想以上の温度でありました。
 
 
最寄り駅の商店街には、普通のサラリーマンや外国人観光客…若い女性2~3人連れの観光客も歩いている。もう東京にはなくなった猥雑な香りがする。好き。
 
 
入口がファンキーすぎて、2回通りすぎたちゃったけど。
 
 
 
 
スタッフさん。一見普通のお姉さんだが、なんとなく個性的
 
コンクリート街の谷間にこんなオアシスが…。という味のありすぎる庭園テラスで、大人数で夕餉を囲みます。
 
これが美味しくて、楽しくて、毎回写真を撮り忘れるけどほんっとうに美味しいんだよ。みんなで食べるからかな。
 
世界中から物好きな観光客が集まって(普通の観光に飽きた欧米人が多いという)、皆でひとつの食卓を囲んでワイワイ食べる。だいたいブロークンな英語でなんとかなります。局地的世界情勢がわかります🤣🌍🚀
 
 
 
前回は、米国人のマットと、人体と宇宙について、そして病気の根元について、1時間ほど話し込んだ。
某大企業に勤めていたマットは、病気になってから、世界中の治療家を尋ね歩いているそうです。金もってるな。
 
台湾に、世界屈指のスーパーシャーマンがいるから、君の持っているCS60っていうマシンを、もっとパワフルにバージョンアップすれば?と誘われて、
次は台湾に飛ぶか。と、一瞬心が動いたけれど、私は私の手でCS60をアップデートさせるから大丈夫です。

そのうちCS60強化バージョンができるらしいけど、そんなの要らない。自分の感覚を鍛えて、手をCS化させるほうがいいな、私は。
 
 
私がいつも泊まらせてもらっているのは、ホームレス百円歌人と言われた、T子さんにちなんだお部屋。
 
 
 
2000年代の貧窮問答歌。いや貧窮答答歌。
 
 
ほかも館内は、おじさんたちの哀歌…と呼ぶにはあまりにも生々しい作品にあふれています。
 
自分も15年前、うつになって、寝たり起きたり垂れ流したりして、自分はもう死んだと思っていた。あのとき、死んでおいて良かったな。
 



 
17型コラーゲン。ハゲ防止。
 
 
 



 
 
 
 
 



 
 


 

 
優良企業に勤め、家庭も何もかも順調だったはずなのに、なぜか一人ぼっちで西成に来てしまった人がいる。


 
 
 
 
 
 
 
 
美しいお庭のほうもごらんください。
 
猫は気持ちのいい場所を知ってる。
 
昼寝のじゃまをしないでと叱られた。彼は、もともと大阪の猫じゃないんだって。

じゃ、どこから来たの?

「・・・」。それには答えてくれなかった。
 
庭のフェンスのまわりに茂る雑草。生きてる感満載、花の色み。
 
 
有事に備えて、井戸掘りプロジェクトも進行中。あと1メートルほどだそうです。
 
 
手塗りの喫煙所もファンキー。
 
トイレもファンキー。
 
 
館内、客室、トイレはこざっぱりして、シーツもタオルも清潔。シャワールームにはオーガニックのヘアケア品があって、英会話レッスン(自主的に)し放題で、夕飯はびっくりするほど美味しくて(別料金1000円)、宿泊費はたったの3000円台です。
 
 

 
そして、いつも写真を取り忘れてしまう、代表の上田瑕奈代さん
テレビでも雑誌でも、生本人も、いつも等身大でそのままで、困ったことも面白いことも、穏やかに話してくださる。
 
私たちの都市が、こういう、住民票のない人々の手でつくられてきたこと。
 





そして、パワースポットは、人のパワーでつくれること。