・「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」

 

期待 ○

没頭 △

結果 ○

好感 ○

リピート △

 

 

「文書」を手に入れるまでの話は、とにかく眠かった。

 

コーヒーを飲みながら観ていたものの、あくびが止まらなかった。メリル・ストリープの声質が、とても眠気を誘う優しい穏やかな周波数だったからかもしれない。そして文書を手に入れるまでの彼女の登場シーンは、それだけ緊張感をもたらす場面がなかったからともいえる。

 

一方では、文書を入手するサイドを取り巻くシーンは比較的緊張感に満ちていたともいえる。

 

その二つが繋がって、「さぁ、この入手した文書どうする?」ってところからが、本当に見応えのある映画だった。

 

この映画を観ていると、いつの時代にも、こうした「選択」や「決断」に迫られることってあるのだと思う。不安や恐怖という「頭」から来る選択か、そうありたいと願う愛や希望という「魂」から来る選択か、だ。考えてみれば、前回記事の「ウィンストン・チャーチル」の映画も見所はココだったんじゃないかな。

 

第三者として観ているぶんには、やはり勇気を持って「魂」から来る選択を決断してくれることは、すごく勇気づけられてパワーをもらえるものだと思う。逆の選択だと、「あーあ、守り入っちゃったなぁ、残念」と思わざるを得ない。日本の政治のニュースとか見てると、そんながっかりさせられること多いよね。

 

そして良くも悪くもこういう決断は伝染していくものなんだと思う。

 

その決断が圧力だとかにより、突き詰めるところ不安・恐怖からの選択であるなら、その不安や恐怖といったエネルギーが拡散されていく。裏を返せば、支配者というのはその不安と恐怖を与えることで支配してきた、というのがこれまでの歴史なんだろう。だからというわけではないけど、これからの時代、何を選ぶか。何を基準に選ぶかってことが重要になってくるのだと思う。それはたった一人の自分からでもできる選択、いや、自分からしか始まることのない決断なのだろう。

 

 

と、いうわけで映画の中身というより、映画から思うことの方が多かった記事になってしまった。