こんにちは。チーフトレーナーの大橋です。
休養の種類続きです。
前回は積極的休養について書きました。今回はもう一つの休養、消極的休養です。
消極的休養とは、家でのんびり過ごして昼寝をしたり、入浴や読書、好きな音楽を聴いてリラックスして過ごすなど、身体を動かさずゆっくり休むことを言います。
個人差はありますが、明らかな強い疲労感を感じる時は、身体をしっかり休めて回復させなけれいけません。
強い疲労感の状態で積極的休養ですと、疲労は逆に蓄積してしまう事があるので、身体を動かす労働運動が続いてる方は、消極的休養をオススメします。
しかし、気をつけたいポイントもあります。
消極的休養を長く続けていると、疲労感が蓄積されて、だるさや頭痛などが生じる事もあります。
これは副交感神経優位の時間が長くなり、心拍血圧が低下して、疲労物質が体内に残りやすくなる事が原因です。
よく物事は極端な事が良くないと書きますが、休養も同じ。
積極的休養、消極的休養どちらかだけではダメ。どちらが良い悪いというわけでは無い。
2種類の休養方法があるという事を理解し、生活パターンや体調に合わせて使い分けて行く事が大事。
ぜひ、自分に合った休養をしていきましょう。