
ジャイロキネシスアプレンティストレーナーの松隈です

毎日暑いですが、みなさんいかがお過ごしですか

この場をお借りして少し遅めですが、暑中お見舞い申し上げます

世の中は、盆ヌですね

今年は、休みなしで働きますよ

さてみなさん、脊柱(背骨)が湾曲しているのはご存知ですよね

私たちは、立っているだけで自分の体重だけではなく、重力という目には見えないものの圧力を体で支えているのです

人間がそれらに押しつぶされずに立っていられるのは、背骨が緩やかなS字に湾曲しているから

もちろんそれだけではないですが、これも大きく関わっているのです

たとえば、脊柱の緩やかなS字の湾曲が腰の部分(腰椎)だけまっすぐになっていると、腰痛の原因になっている場合もあるのです

このように、脊椎は私たちにとって最も大切な役割をしてくれています

また、最近では体力の低下は腰椎湾曲の変形を起こすという研究結果が出ているそうです

すなわち、脊柱がニュートラルの状態で、脊柱の可動域が上がるということは体力向上になるというわけです

この研究は、それぞれの脊柱のWBI(体重支持指数)を図り出た結果ですが、このWBIがMV(筋量)と関係することが分かっています

ちなみに、WBI(体重支持指数)とは…
体重支持指数、WBIとは、簡単に言うと太ももの前部の筋肉だけでどれくらい自分の体重を支えられるかを示した数値である。
運動生理学をやっている人のためにももう少し詳しく述べると、太ももとは大腿四頭筋のことであり、人間の全身の力は、この部分を測定することでだいたい分かるようになっているそうです。
つまり大腿四頭筋が発達している人間は胸筋も腹筋も上腕三頭筋も発達していると言えるのです。
例えば、WBIと片足立ちの相関をみると…
●40CMの高さのイスに座り片足で立とうとすると、WBIは60

●30CMの高さのイスに座り片足で立とうとすると、WBIは80

●25CMの高さのイスに座り片足で立とうとすると、WBIは100

●15CMの高さのイスに座り片足で立とうとすると、WBIは130

WBIが高いほど強い筋肉を発揮できています

また、筋量も多いと考えられます

このことから、オリンピックの選手は大会前に強い筋肉を作るために筋トレではなく、脊柱の運動をやらせてWBIを上げるそうです

その運動というのが、ジャイロキネシスの動きの中にあるウェーブモーションなのです

そう考えるとジャイロキネシス、改めて見方が変わりました

ただのエクササイズだけでは、終われない

ジャイロキネシスには、しっかりとした理論がある

だからこそ、私は競技選手にも伝えて行きたいと感じております

ボディーワークをするすべての方達へ

まずは、ニュートラルな体をゲットしましょう
