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今日は、いつもお世話になっている漢文の師匠の授業でした。

『菜根譚(さいこんたん)』の授業です。


(前回に記述した二松学舎大学の生涯学習講座とは別の授業です)。


昨年、NHKのETV(教育テレビ)でも『菜根譚』が紹介され、知っている方もいらっしゃるかもしれません。


この『菜根譚』は私の師匠が、卒論の題材として選択されたものでした。

(師匠は、文学部 中国文学科を専攻し卒業)


『菜根譚』と言えば、昭和初期に一般修養書としてよく読まれていたそうです。


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今日の授業の言葉から一部抜粋。


恩裡由来生害。故快意時、須早回頭。敗後或反成功。故払心処、莫便放手。




恩裡(おんり)由来(ゆらい)害を生ず。
故に快意(かいい)の時、
須(すべから)く 早く首(こうべ)を回(めぐ)らすべし。
敗後(はいご)或(あるい)は反(かえ)って功を成す、
故に払心(ふっしん)の処(ところ)、
便(すなわ)ち手を放つこと莫(なか)れ。


(以下、師匠の意訳です)

○災難や失敗は、
 得意の絶頂の時にやって来る。
 万事調子の良いときこそ、
 気持ちを引き締め、難を免(のが)れるように心がけること。
 物事が好転してくるのは、
 失意や、どん底の中からだ。
 うまくいかないからと、投げ出してはいけない。





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