- 菜根譚 (講談社学術文庫)/講談社
- ¥1,404
- Amazon.co.jp
- 菜根譚 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)/KADOKAWA/角川学芸出版
- ¥864
- Amazon.co.jp
- 洪自誠『菜根譚』 2014年11月 (100分 de 名著)/NHK出版
- ¥566
- Amazon.co.jp
- 菜根譚 [ 洪応明 ]
- ¥1,404
- 楽天
今日は、いつもお世話になっている漢文の師匠の授業でした。
『菜根譚(さいこんたん)』の授業です。
(前回に記述した二松学舎大学の生涯学習講座とは別の授業です)。
昨年、NHKのETV(教育テレビ)でも『菜根譚』が紹介され、知っている方もいらっしゃるかもしれません。
この『菜根譚』は私の師匠が、卒論の題材として選択されたものでした。
(師匠は、文学部 中国文学科を専攻し卒業)
『菜根譚』と言えば、昭和初期に一般修養書としてよく読まれていたそうです。
---------------------------------------------------------------------------
今日の授業の言葉から一部抜粋。
恩裡由来生害。故快意時、須早回頭。敗後或反成功。故払心処、莫便放手。
恩裡(おんり)由来(ゆらい)害を生ず。
故に快意(かいい)の時、
須(すべから)く 早く首(こうべ)を回(めぐ)らすべし。
敗後(はいご)或(あるい)は反(かえ)って功を成す、
故に払心(ふっしん)の処(ところ)、
便(すなわ)ち手を放つこと莫(なか)れ。
(以下、師匠の意訳です)
○災難や失敗は、
得意の絶頂の時にやって来る。
万事調子の良いときこそ、
気持ちを引き締め、難を免(のが)れるように心がけること。
物事が好転してくるのは、
失意や、どん底の中からだ。
うまくいかないからと、投げ出してはいけない。
にほんブログ村