
ここ数日 豊かさについて考える。
ケアンズから見る日本は紛れもなく今でも経済大国だし
物質的にも文化レベルも教育水準も食生活も豊かだといえるだろう。
先日ウォールストリートジャーナル日本版の中に
とても興味深いドナルドキーン氏のインタビュー記事があった。
これは豊かさについて考える一つの物差しになるのではと思う。
僕はこの記事を読んでいろいろと同感できた。
例えば現在僕の同僚達はみな日本の包丁を使い
震災後、周囲の人たちが僕に話しかける挨拶は日本の現状についてが多くなった。
ハルミの働く日本食材を扱うコンビニでは売り上げは逆に伸びていて
お客さんが商品の入荷について聞いてくることもあるのだ。
震災後ぼくは自分の生まれ育った土地を強く意識するようになったし
また展覧会に挑戦し始めている。
その一方でぼくは元衆議院議員中野広務氏と辛淑玉さんの共著「差別と日本人」を読んだ。
キーン氏の話している内容の一部と この本の本質は結構深いところで繋がっているように思え
またまた考えてしまった。
豊かさとは、その個人の美意識にあるのだろうとおもう。