去年のある日、そう、桜の季節たしか染井吉野が開花するころ
突然、ドドンって音がしたかと思うと、うちのささやかなダイニングは暗くなった
何事よ
まさか不穏な気配のかの国がとうとう攻めて来たんじゃないだろうな
外に出るもそこまでの大事ではないものの、地域的には結構な大事になってしまってて、、たらー
隣のうちの大木が根っごとなぎ倒され、うちのやっと実をつけ始めたさくらんぼの木の上に乗っている
という、大事ながらも笑えても来るが、、これが文句言わずにいられるかって、
犯人というか、犯車は今ここを通過した工事車両だって
わたし隣のうちに「あすこの工事車がお宅の木をなぎ倒しましたぜ木だけじゃなく、フェンスうちの桜にまで被害が及んでます」
そう、隣の住人と共に工事車のお兄様に「お宅、うちの木とフェンス壊したでしょ」
あら、そんな酷かったすみません。すみません弁償します
結果、隣の大木は必要ないとして撤去、隣うちの境界のフェンスの修理、うちの木戸の修理
わたしの桜の木は残ったのだが
最盛期のわたしの桜の木
この桜は暖地さくらんぼの木で、小さいながらもちゃんと食べられるさくらんぼがこれくらいなった
うちの生徒や、近所の子供たちが収穫に来て、名物にのようになっていた
人間が手が届かないところは、鶯、メジロ、盲学校スパローズ、ヒヨドリから鳩にハクビシンまでやってきて、全て食べつくしていた
それが
あの事件以来、とうとう桜の木は枯れてしまった
仕方ないので根絶やしにして、新たな木を植えるかどうか
まよったが、副産物が
この写真には写ってないが、この桜の木の下には茗荷を植えていた。
だが、桜の成長に合わせて茗荷の収穫量は減り、とうとう数年茗荷は毎年芽は出すものの、1つも収穫できなかったのだ
わたしはずっと、犯人は春になると暴走する星の花、正式には花韮のせいだと勘ぐっていた
星の花は今年も暴走を果たしたが。。
春の訪れ、星の花この後暴走する
なんと茗荷が続々出て来たじゃありませんか
これは今朝収穫した茗荷、残念もう花が咲いている
だが、地面には、まだまだ茗荷が出てきている
桜の木が犠牲になってくれたのだ
なので今年は夏い日が続きそうなので、暑い日に効く茗荷を毎日食べましょ