ひっそりブログ「とりあえず。」 -121ページ目

ひっそりブログ「とりあえず。」

ひっそりやってます。

■超・映画グッズ。今回の注目は、まずこれ。
ひっそりブログ「とりあえず。」-P1130094.jpg
■いいですね。ベースは国内P社のDr.Grip G-SPEC。意匠の分、標準小売価格で200円くらいかな?上乗せされていますが、ベースモデルのスペックを考えれば十分許容範囲でしょう(=not ぼっt(自主規制))。これならレフィルを取替えて、長く使うことができます。デフォルトで黒インクが入っています。もちろんA-inkです。

■このA-ink、数色あるので、絵柄に因んで早速入れ替えました。うん。これこそ相応しい。愛着が持てます。仕事中だって使えるぜ。
ひっそりブログ「とりあえず。」-P1130095.jpg

ひっそりブログ「とりあえず。」-P1130093.jpg
■それからこれ。なんてことない根付ですが、モチーフが外せるようになっているのがポイント。これは、外して付け替えろ…ということですね…?…というわけで、着けられそうなものをいろいろ考え、手持ちの物に「切り札」の石をこう着けてみました。

ひっそりブログ「とりあえず。」-P1130086.jpg
■簪です。モチーフにデフォルトで着いているカニカンでそのまま取り付けました。全く違和感なし。普段使いできそうなくらい馴染んでます。馴染んでいるのでアタマに挿してみました。いーじゃん。

ひっそりブログ「とりあえず。」-2009051111320000.jpg
■この根付、追加で買おうかなぁ…他にもいろいろ遊べそう…。
■さて、連休も明け、本日きっちり出勤しました。出勤すると「今年は武者行列どうやった? 楽しかった?」…とまつりの余韻を引きまくらざるを得ない質問が。「楽しかったよー。曇ってたから楽だったし。」…写メを見せてあげると、「強そう!」と言う感想が一番多かったです。……微妙だ…女として。

■ちょっと考察。

■着装…昨年までは、女役と男役は、役で更衣室が分かれていました。だから、女性の武者役は問答無用で男役の更衣室で着装していたのですが(※脱いでも大丈夫なようにタンクトップ&ショートスパッツを下に着込んでいます。念のため)、今回はちゃんと女子更衣室に入れました! 初めてだ、女子更衣室…なんかどきどきするぞ…。到着すると、既に女官の皆さんや建礼門院、建春門院、二位尼時子、安徳帝等、錚々たるメンバーが化粧及び着替えの真っ最中。……いいよなぁ…女役及び身分の高い皆さんは…化粧も髪も全部プロがやってくださるし…。武者役は基本ノーメイク、やっても薄化粧ってことになっております。でも、それじゃ鎧に負けてしまうので、私らは陣を出るときにはがっつり顔を塗り上げて出てきてます(実は結構凝ったメイクにしてあるんですよ)。現場に着いたら、その日身につける鎧を確認して、自前の足袋を履いて、着てきた洋服を脱いで、タンク&スパッツでそのまま待機です。この時間を利用して、鎧の縅の色に合わせて巾着と携行品を調えて…流石に3度目、余裕があります(笑)。限られた時間は有意義に使わないと。

■ファンサービス…ってなんだ?と思っていたら、どうやら観客の皆さんとのグリーティングのことみたいでした。午前中の武者行列が終わってからと、午後の船合戦が終わってから、「希望者」はファンサービスに行ってくださいって事だったんですが…。んーっと…行列が終わったら昼食及び休憩の時間。会場と控えが離れているため、バスに詰め込まれての移動が必要で、ファンサービスに行ってしまうと食事ができないし、乗り物酔いの薬が飲めません。また、船合戦の後は、やはりバスに詰め込まれての移動になり、会場に残ると控えに戻って変身解除するのが遅くなって大変。上記の理由で私はグリーティングには行きませんでした。……せっかく面白い格好をしているのでグリーティングするのはいいけれど、休憩できないのは辛いかな。何しろ重くて動きにくい装束を着ているし、人によってはトイレに行きたいとか、休憩中に一旦鎧を脱ぎたいとかって言う人もいるでしょうし…確か以前、唐戸に本陣テントを作っていて、そこで昼食及び、空き時間にグリーティングしていたような気がしますが、そうしてくれていたら武者行列及び船合戦参加者は誰でも抵抗なくファンサービスができたのになぁ…。

■3度目…今回、流石に気持ちに余裕がありました。こんな時だから周りをよく眺めておこうと待機中に船溜りから対岸を眺めていましたが……甲宗八幡神社の銅で葺いた緑の屋根が見える…! これは気づかなかった。実は、今回もしっかり「戦勝祈願」に行ってきたんですよ、前日に。知盛様のお墓がありますしねぇ…。お守りを授かる時に「平家が勝てるように頑張ってきます!」といったら、宮司さんが「…仲良くね。」と穏やかに笑っておられました。そうか…あそこからご照覧いただけるわけか…。だったら百人力じゃん! 俄然元気が出た瞬間でした。そうそう、古式に則って和布刈神社にも行きました。そこで海上安全のお守りも授かってきて、甲宗八幡&和布刈のダブルお守りと、先日いただいたモヂカラがこもったお念珠も持って、当日はいろんなものに守られまくっていたという…。

ひっそりブログ「とりあえず。」


■船合戦…これが一番楽しみです。今回も関門橋を潜りました。細江の水上交番横の船溜り(響灘)から出て、平家の一杯水の先(周防灘)までの結構な距離(片道6kmくらい?)を2周します。関門海峡は国際航路。大型船も通ります、容赦なく引き波を立てながら。それであのウォーターハンマー3連発を喰らったと…。女官役の方や、やんごとなき身分の御方達は座っておられても大丈夫でしたが、戦舟の上の武者達は立っているままの方もいます。私も今回立っていて、不覚にもつかまる所がほとんどなく、マジメに海に転落するんじゃないかしらと思うほどの衝撃をくらいました。落ちればイベント中止、更に身に着けている鎧一領の重さは約20kg。いくら浮き袋をこっそり着けているからといって、タダではすみません。それでも転んだり膝を突いたりしなかったし、ぶつかってくる波を見ながらあまりよろけずに上手いこと立ったまま乗り切れました。普段の鈍ーーーい自分からは考えられない力が出たなぁ…。いやぁ…本当にスリリング。命がかかってる分、並みの絶叫マシンなんかよりも遥かにスリリング。超・楽しいです♪ はっきり言ってものすごく危なかったのに動揺もせず無事に帰ってこられたのは、ダブルお守りとお念珠のおかげかな? イワシの頭も信心から…お礼参りに行ってこよっと。

■来年…どうしようかなぁ…? 非日常を体験できるのは楽しいし、出るのは全然抵抗ないけれど…そろそろ引き際かな?とも思うし…でも誘われたら出るかも。まぁ、終わったばっかりですし、余韻に浸りつつ、ゆるゆる日常に戻りましょう。そして、また月日が巡ってから状況を見つつ…。どうなるかな?

■帰宅いたしました。楽しかったですよ、しものせき海峡まつり。流石に三度目、それに今回はほとんど付き添い状態での参加だったので、ものすごく気が楽だったし、お天気も薄曇程度で日差しからのダメージも受けず…あんまり疲れもないまま終わった。いいことだ。


■今年の役柄は平 時忠。…だったはずだけれど、背旗がありませんでした。……っていうことは、誰でもないってことでいいんだな? と勝手に解釈して、かなり遊びました。最初、背旗がないのがちょっと不満だったけれど、程なくして背旗が無いから楽しいって事に気づきました。半分くらいはやりたい放題だったかも。


■着装…鎧の縅の色は当日現場に行くまではわかりません。足袋や巾着は、できるだけ鎧の縅の色に合わせたいので、現場には赤系、黒・紺系、緑系のものを持参…今年は朱色がメインの縅だったので、足袋は朱に蝶の文様、小物を携帯するための巾着は赤の印伝、それに弓懸代わりの臙脂の手袋を着けました。かなり派手好きな武者に見える感じになりました。まぁ、若作りってヤツかな? 実は去年出た時は、籠手をきつめに締められて、微妙に動きにくかった。だから、今年は、籠手を少しだけ緩めにしてくださいって、着付けの方にお願いして、かなりラクな感じにしてもらいました。


■メイク…男役はノーメイクで来いという事前通知がありましたが、「戦装束は死に装束になるやも…」という心がけから、毎年がっちりと、既に化粧というよりは塗装の状態で塗っていきます。これもちゃんと研究済みなので、歴史まつりには違和感無く馴染むように施せます。最後まで崩れなかったし、日焼けもしなかった。


■主…今年の主上(安徳天皇)はあまりに可愛いので「こんなこと聞いてごめんね、男の子? 女の子?」と尋ねると「女の子ー♪」…やっぱりなぁ…ほっぺや口元がとってもはんなりした雰囲気があります。「何歳?」と聞くと「ねんちょうぐみー」と答えてくれました。体格も恵まれていて、花のある美幼女さん。畏れ多くも一緒に写真に写っていただきました。


ひっそりブログ「とりあえず。」-2009050500190000.jpg


■待機中…結構遊びました。腰まである乱髪に引っ立て烏帽子、結構目立ちます。途中何人かの方に「これはカツラですか、自髪ですか?」と尋ねられました。もちろん自髪です。後は、写メったり、他人様の武具で遊んだり…。現場で快く長刀をお貸しくださった武蔵坊殿、ありがとうございました。


■行列…去年と同じルートだったです。唐戸からカモンワーフ、海に突き当たって左折、ボードウォークをゆっくり東へ進んで、メイン会場まで…。途中、数箇所で勝鬨を上げます。今年は音頭取りの指示で抜刀しました。かなり長さがある太刀なので、女武者の皆様は、かなり苦心していらっしゃった方もちらほら…。私? 全く大丈夫でした。普通に抜いて、普通に掲げて、普通に鞘へ収めました。楽勝。


■船合戦…乗船番号「平B11」。少し軽装の胴丸鎧風に侍烏帽子をつけた男性従者2名と、私と三位中将重衡で乗り込みました。船上で待機している間に左舷前方に腰を下ろしていたんですが…船合戦が何の前触れも無く始まってしまい、立ち位置を変えることができず、そのまま船べりの低い柱に足を引っ掛け、転ばないようにして仁王立ち状態で過ごすしかありませんでした。折角仁王立ちなんだから、もっとガラが悪そうに見えるように…と抜き身の太刀を肩に担ぐようにもって、左手で観客に手を振ります。


■今年は微妙にうねりがあって大変かも…って思っていたら、開始早々に大型船の引き波を3連発で食らって、振り落とされそうになりました。どおおん、どおおん、どおおんと…えらい勢いでぶつかってきたもんなぁ…。他に乗り込んでいる人たちは大丈夫かと振り返ったら、三位中将と従者2名は結構しっかりつかまっていられる場所を確保していました。心配して損した…。


■笛…今年もこっそり愛笛東雲丸を持ち込んで、波の上でちょっとだけ吹きました。武者の格好で吹く笛はねぇ…ちょっとだけいつもよりも気分良く吹ける気がするのよねー…。壇ノ浦の波の上、さらに武者の格好してるわけでしょ? なんかこう…高揚してきちゃう感じ。割り当てられた役は50歳代のおっさんの役だけど、気分的には敦盛くらいになってるんですよ。この感覚は、実際に笛を吹ける人間が、武者のいでたちで、壇ノ浦の波の上にいないと味わえないものだから、今のところ他人に共有できない私だけのものだと思う。


■んー…♪ やっぱり楽しいなぁ、海峡まつり。今から824年前への時間旅行が楽しめる貴重な体験。これからもずっと続いていってほしいと思います。当日お世話になった皆々様方、本当にありがとうございました。