■これ、何だかわかります? 画像だけで当てられた人は相当の食通か、筑紫の人でしょう。
■これは「ヒャクヒロ」という食べ物。「百尋」と書くのかな? 鯨の腸です。昔は安かったんだけれどねぇ…そこらの魚屋さんにも普通に置いてあって、薄切りにした物をポン酢でいただいていました。もっと色が薄くて、正にピンク色って感じの色をしていました。今は高級品。どうにかすると黄色く変色した塩漬けのヒャクヒロなんかが売ってあって、とても高価なんだけれどしょっぱくて臭くて「何だこれ?」な時もありますが、これは上物中の上物。力強い鯨の味がしました。おいしかった!!!
■鯨…食べることに抵抗はありません。寧ろ、コロもサエズリもウネもオノミも大好き。そういう食文化の中で育ったから。地元の商店街には鯨肉の専門店があるくらいの土地柄。そういうの、野蛮なんですかねぇ? だったら野蛮で結構。大昔には小学校の給食に出ていたくらいの物だったんだけれど、いつの間にか…ねぇ…。
■鯨って、棄てる所がない獣じゃないですか、我が国では。捕まえて解体して、骨や髭まで余すところ無く利活用していた伝統があります。油だけ採って本体は廃棄していたどっかの国と一緒にしないでほしいなぁと思う。
■だから、残さず、ありがたく、美味しくいただきました。本当に美味しかった。ごちそうさま。
