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■「成田亨の世界」行ってきました。おもしろかった!

■パンフレットより:成田亨(なりた とおる・1929-2002/彫刻家、特撮美術監督)は神戸市に生まれ、直後に青森県へ移りました。高校時代に画家・阿部合成に、武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)時代に彫刻家・清水多嘉示に師事。62年、第26回新制作展にて新作家賞を受賞し、90年に京都府大江町に「鬼モニュメントを建立。その一方で、学生時代に「ゴジラ」(54年)にスタッフとして関わったことをきっかけに、映画美術の世界に入り、日本映画史に残る名作の特撮美術監督として活躍しました。
また、「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」(66~67年)という今なお続くウルトラシリーズの基礎となった特撮TVドラマ三部作の」美術監督としてヒーローや怪獣・宇宙人、メカのデザインを手掛け、特撮界では神様とまで称されました。
本店では青森県が所蔵する「ウルトラQ」、「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」等のデザイン原画、イラストおよび、遺族所蔵の貴重な彫刻、油彩画、また、ライフワークとなった日本のモンスターのイラストなど、約200点でその造形世界を総合的に紹介することにより、彫刻家・成田亨が戦後の日本文化史上に刻んだ芸術的功績を振り返ります。

■今でこそ、怪獣って言うと誰でも割と具体的に想像できたりするんだろうけれど、このデザインを考えた約40年前の当時は今よりも圧倒的に情報量が少なかったわけで…先駆者の少ない分野でこんなにぶっ飛んだデザイン考えた成田氏の功績は「偉業」と言う外にないと思うです。

■…というわけで、初日の本日、午後から出かけてきましたです。いやー…懐かしいですなぁ…。絵を見れば説明を見るより先に怪獣やヒーローの名前が出てきちゃう…。

■展示物は、ウルトラシリーズ中心。原画だ…本当に原画が来てる…!!しかも展示されてる画には、ガラスやビニールのカバーがかけてありません。だから、生々しいタッチがダイレクトに見られる。画材に何使ってあるかもわかるほど。大接近して凝視してしまいました。

■おおお…よく見ると、子ども用の結構安いサインペンとかでラフに着彩されているもの(ザンボラーの背中)、更にそれを少し水をつけた筆でなぞってぼかしを入れた物(スカイドンの背中の鱗など)、12色くらいの色鉛筆で模様を書き込んだ物(バルタン星人胴体部分)、ボールペンで描かれた物(ウー)…、銀の色鉛筆だけで立体感を表したもの(ガンダーの翼部分)…息遣いが伝わってきそうです。すごいなぁ…!!高原竜ヒドラの原画には飛び散った樹脂系の塗料が点々と…スーツ作成の現場に持ち込まれて、怪獣を立体的に生み出す傍らに置かれていたのでしょうか…。

■子どもの頃に胸躍らせてみたウルトラシリーズのヒーローや怪獣達が、何も無いところからこうやって生み出されたわけか…。カネゴン、ピグモン、ゼットン、ゴモラ、レッドキング、バルタン星人辺りはメジャーなところだけれど、グリーンモンスとかブルトンとかバルンガとか…こうやって見ると本当に懐かしい…。キングジョー…強かったよなぁ…ゲスラやギラドラスや人工生命M1号やガバドン(絵の中の注釈ではガバァドンになっていました)は、初稿と決定稿では全く違う怪獣になってしまったのね…知らなかった…。

■ドドンゴ、高原竜ヒドラ、イカルス星人が気に入りました。デザイン原画ではなく、後年(1980~90年)になって描かれた物のなかでは、ジェロニモン、ケムール人が紙の上で躍動していたです。あと、ペン画のイカルス星人の肖像、すごく良かった!!鉛筆でさらっと描かれたビラ星人のラフもとても印象深かったです。

■氏はカネゴンが好きなのかな?チケットもカネゴンが印刷されているし、後年のリキテックスなどで描かれた絵にはカネゴンがモチーフの物が多かったです。立体の物よりもシャープな感じ。


「とりあえず。」



■突撃ヒューマンは塑像が一体だけ、円盤戦争バンキッド関連に至っては全く無かった…(泣)。キングフラッシャーとかブキミ星人とか見たかったよー……。

■…前売り券まとめ買いしといてよかった。また今月中にももう1~2回来てしまおうっと♪