■本日、ちょっとばかし時間をいただいて、「義経展」なるものに行ってきました。NHKの大河ドラマ関連の巡回展。連れてってほしいという人がいたので一緒に、お昼から源平両氏の古戦場、「早鞆の瀬戸」へ短いドライブ。
■義経展はコスチューム目当てで行ってきましたです。現在、大河ドラマでは、既に義経主従は京都の目前に進んでるせいもあってか、来てたコスチュームは、もう少し前の回の物でした。全4点。時子はとっくに出家して二位の尼になってるのに、この緋色の打掛は…。まぁ、レプリカだと思うけれど、一応ちゃんとした物が来てた。平日だったので人が少なく、縫い目の観察までしてきました。…やっぱりミシンか…。
■細かいところを見ていて、弁慶さんの墨染めの僧衣、とっても可愛いプリーツが入っていることに気がつきました。遮那王の水干…結構生地が安っぽい。打掛なんかもテレビ画面で見るよりずっとぺらぺらした感じでした。照明やカメラアングルで、あんなに重厚に見せているのね…。
■直垂が一着も来てなかった…(泣)。レプリカでもいいからディテール見たかったなぁ…。
■因みに、私は今の大河ドラマではサブキャラに注目してます。伊勢三郎、駿河次郎、喜三太辺り。彼らの生活臭の染み付いたコスチューム、見たかったけれど、さすがに来てなかった…(哀)。そして、一番のお気に入りキャラ、もう死んでしまった五足の襤褸が間近で見たかったなぁ…。平家の公達の典雅な狩衣や直衣なんかも見たかった。因みに平家では、知盛が勇猛果敢で好きですねぇ…。
■展示会場の地上4階から見る壇ノ浦は、丁度汐の変わり目で微妙に穏やかに見えて、地元人ではない同行者が「思ったよりも穏やかねぇ…」。「今丁度汐の変わり目ですからね。あそこに電光標識あるでしょ。あれ、潮流の向きと速度を表してるんですよ。今Wって出てるから、西流れ。1ノットで、もうすぐ反対になりますよ。」「そうなん?」「ええ。ここは昔から難所で船の鞆を早く動かして一生懸命漕がないと進まないから早鞆の瀬戸と呼ばれていて…」と何故か観光ガイドしている私。
■「ここの汐は近くで見る方が面白いんですよ。少し時間があるから、海岸まで行ってみましょう。」と、クルマで関門橋の真下、橋脚の立っている所まで連行、「そこのフェンスから、下を見てみるといいですよ。」………しばしの沈黙…「速ーーーーーい!!すごい流れてるーーーー!!うわーーーー…。」「でしょ。船の速度見てください。西から来る船は潮流に乗ってすいすい進んでるけれど、東から来る船は…」「ほんとやねぇ!!のろい!!」「電光標識、Eに変わってるから東流れ、7ノットですよ。さっきと流れが反対になりましたね。」「ほぉーーー!」…観光ガイドから七管の回し者に変身した私。
■その後、観光ガイドに戻って、知っている範囲でのこの土地の地理や源平合戦にまつわる歴史や伝説を説明し、海峡に面した神社にお参りしてから帰りました。同行者も楽しんでくれたみたいで良かった。なかなか充実した午後でした。下の写真、展示されていたコスチューム。左から、静御前、遮那王(義経鞍馬山時代)、弁慶、時子。
