東京の夜 1。 | ひっそりブログ「とりあえず。」

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■無事に東京着。しばらく休憩してから、ガラにもなく、華やかな夜の街に繰り出してみる。行きたい所がある。初めての場所。せっかく久しぶりに出てきたんだもん。ここは外せないだろう、やっぱし。もちろん一人で乗り込むんだけれど、できるだけ予備知識を持たず、持ってても忘れるようにして、空っぽで乗り込んで行く。目指す場所は俗に「スーツアクターさん」…って呼ばれている立場の人たちに会えるお店。

■えっと、私、一時地方の某テーマパークに首までどっぷりはまって、いろいろあって自分の意思だけでは抜け出すことが不可能な状態にまでになったことがあります。そのときのことが頭を過ぎる。テーマパークにはシンボルキャラクターさんがいますよね。私がはまってた所は握手をしたら誰でも友達になれるウサギさんとか、芸達者なニワトリさんとか…。で、数年の間通い詰めた結果、必然的に顔見知りになるんですよ、「中の人」(=キャラクターパフォーマーさん)と。同じキャラクターでも、「今日は○○さんがやってる!」って、完全に見分けることができた。で、キャラクターの姿であれば、パーク内などで向こうから駆け寄ってきてくれることもあるし、私だけにしてくれる秘密の挨拶なんかもあった。だけど、「厳重な守秘義務」のため、パーク内ではもちろん、パーク外でも「中の人」の素の状態では、お互いに接触を避けていた。それが当たり前だと思っていた。

■で、この日は、俗に「スーツアクターさん」…って呼ばれている立場の人たちが、それ以外の人に対してどうやって接するのかが全くわからなかった上に、テーマパークにはまっていたときのことからどうしてもアタマを切り替えることができなくて、「こっちからはキャラクターパフォーマーさんとの接し方でいいのかな…?」って思って、「守秘義務」だの「接触非推奨」だのいろいろなリジェクトベースな言葉がアタマの中をぐるぐる回って…。でも中に通されると、……あれ……フィギュアがいっぱい……サイン色紙や写真が所狭しと……あれぇぇーーーー…???

■そして、…あそこにいらっしゃる方…お顔を存じ上げている…向こうにいらっしゃる方も…。私のように地方在住の人間にはメディアを通じてしかお会いできなかった方たちがいらっしゃったんですよ。どうしてもテーマパーク癖が抜けないので、ズバッとお名前を出してしまうのは憚られる思いがする…。ちょっとぼかした書き方をすると、「名家の赤ちゃんに憑いてて消えそうになったところを助けられ、劇場版で満を持して恩返しをした純白の王子」を演じていらっしゃる方と、「一番顔が怖いのに一番愛くるしくて、答えは聞かない紫色の小僧」を演じていらっしゃる方と……。(ぼかせてない…ぼかせてないよ、自分…)

■女性スタッフの方もとても気さくに接してくださり、店内に飾ってあるフィギュアを指して「こういうのお好きですか?うちの店長が○o○○○○(役名)をやってて、GMが○ー○(役名)で……。」って、「その件」に関しては、テーマパーク癖が抜けない私が面食らって却って心配になるほどオープンでした。「ええ、存じてます。拝見してますよ。毎週、はまり込んで見てますっ!」と返事をすると、貴重なお写真を見せてくださいました。これは…ちょっと…写メールとかはご遠慮くださいって…そりゃそうだ。ある意味無防備すぎる。…しっかり記憶に残してきました。

■店長さん、GMさんを始めとするスタッフの方々…。見ているだけで気持ちよくなるほど姿勢がいい! 更にさすが○A○の方々、揃いも揃ってとても引き締まった体つき。動きも機敏です。男性スタッフ皆の二の腕は、見惚れるほどいい筋肉がついている。鍛えればこうなるのねぇ…。なんだかとっても居心地よい空間で、食もお酒も進む進む…。

■お料理も美味しかったし、お酒もたらふくいただいて、すっかり気が大きくなった自分、とんでもないことを口走ってしまいました。会計の際、「店長さんに聞きたいことがあったな…」。しっかり聞きつけた女性スタッフさん、「あ、呼んできます!」と店の奥へ…えええぇー…っ!!?? そして、店長さん登場…紛れもないご本人。「お忙しいのにごめんなさい!!」と頭を下げてからちょっとお話することができました。聞きたいこと聞いた。…船の上か…ぃよしっ…探すぞ……必ずっ!! 明日の夜もここに入れるかもお尋ね。店長さんは「本職」で「電車」にいるため、明日こちらにはいらっしゃらないそう…。ちょっと淋しいのは嘘じゃないけど、またここに来たいから、「はい。食事とお酒をいただきに参ります。」で、予約完了。いやぁ…シュールな会話です、大の大人の口からナチュラルに「○○○○○ー(=時の電車の白い車体のヤツ)」って出てきてそれで会話が成立しちゃうことが。握手、そしてお見送りまでしていただき、その日は引き上げました。かなり恐れ多かったけど嬉しかった…。ちょっと早い時間だったけれど、これ以上ここにいたら、多分本当にメモリ不足でフリーズした状態になりそうで…。

■いやはや…一日の締め括りになんとも貴重で至福な体験…。夢みたいだけれど、握手していただいちゃったもんなぁ…。今夜はもう寝る。余計なこと考えずに、ふわふわ幸せな気分のまま、吸い込まれるように眠る。それが一番。