■さてー。国際通りで買ってきた笛。箱には「琉球笛」と書いてありましたが、「ファンソウ」とも言うらしいですね(どういう字を書くんだ???)。自分が練習してきた篠笛とどう違うのかを見てみたいと思います。
■琉球笛C管と篠笛「東雲」八本調子(概ねC管)を並べてみました。全体のルックス。上、篠笛、下、琉球笛。琉球笛は至ってシンプルですね。篠笛も素竹っていう、巻が無い仕上げもあるんですが…。琉球笛のシールはキーが書いてあります。……唄口が一つ、指孔が7つ…。篠笛は第7孔を塞いで出す音もあるんですが、琉球笛は塞がないんだそうです。実質6穴の篠笛みたいなもんだね。
■頭(かしら)の部分。篠笛は切り口を塞いであり調子が書いてありますが、琉球笛は一見切りっぱなし。指を突っ込んでみると、唄口のすぐ上の辺りをコルクらしきもので塞いでありました。
■管尻の部分。ここに大きな違いがあります。まず裏っ側。……琉球笛のこの穴は一体なんだ……??? わからん。明笛のように房を提げるんだろうか…??
■そして、第7孔から管尻の端までの長さに注目。篠笛は長く、琉球笛は短い。
■管尻が長いということは「大甲音が出やすい」ということです。だから、篠笛は大甲音が出やすく、琉球笛は「出にくい」もしくは「出ない」ということになります。……そういえば琉球古典音楽とか聴いてると、篠笛の大甲音に相当する「ちひぃぃーーーーっ!」という高い音を聞いたことがないなぁ…。甲音に相当する音が鳴れば音域的には十分のような…。それが実に「ゆったり・まったり・ほがらか」な琉球民謡の味を出しているんでしょうか。自分が不勉強な内にこんなことを言うのもなんだけれど、1オクターブ半あれば、ほぼ総ての曲が吹けるんではなかろうかと思われたりして…。
■運指については、篠笛における「0」に相当する音の出し方が違うみたい。先日万座ビーチホテルのショーで琉装のおねえさんが吹いてるのを見ていると、篠笛では「●○●●●●●」となるのが琉球笛では「○●●●●●」となるようです。「○●●○○○」のちょっとメリ気味でもOKみたい。もともと調律がかなりアバウトなので、楽しみで吹く分にはこの認識で十分かなと。
■BEGINさんの「くにぶん木の花」のイントロと2コーラス目に琉球笛の印象的なメロディがあるんで、ちょっとマネして吹いてみる…。コレ、この音ですよ。篠笛より少し枯れた感じの味のある音…。でも、ハスキーな分、吹き慣れた篠笛に比べてちょっと鳴り難いかな? 口につけた感触は、「薄い…。」。篠笛よりも笛の壁の厚みが少ないように思います。
■まぁ、感触の違いを感じ取りながら、ぼちぼち練習しましょう。さしあたり「四つ竹(踊りこはでさ)」完奏を目標に、のんびりやります。



