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「当たり前だと
思っていることが
実はどんなに
ありがたく
うれしいことか」

朝、目が覚める。トイレに行く。朝ご飯を食べる。テレビをつける。仕事に出掛ける。電車に乗る…。ある日、一切がひとりで出来なくなりました。

両足と右手首骨折で、薄暗いICUに横たわっているだけ。左手しか動かせませんでした。怪我の激痛が辛くて、死にたくても、それすらできません。

相棒の怪我は更に酷く。別の病院に収容されたので、顔を見ることも出来なくなりました。

現状のありがたみを見ようとせず、不満と怒りのあんぽんたんの目から鱗を落とすには、これ位の荒療治しかなかったのでしょう(笑)。

症状固定まで8回(人工股関節置換手術入れて)の入院と11回の手術を受け持って下さった主治医に恵まれ、優れたリハビリのPT、OTによりここまで回復しました。

一番嬉しかったのは、最初の入院で、車椅子から初めて立って歩いた時(歩行器でした)。長らく車椅子でしたので「立って歩くとは、こんなに視点が高いのだ」と感動しました。

治療の途中で歩く姿も痛みも酷くなったこともありましたが、ガンガン外出していましたっけ。ステッキが取れるのか不安になりましたが「もうこれまでだ」とは、感じませんでした。

現状がしんどい人でも、何かしらありがたい事があるんだと思います。そちらを見て歩いて行けば、新たなものが見つかると思います。私のように。

奥村久雄著「サキナ日めくりカレンダー」より

 

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「感謝することは
幸せに気づくこと
感謝することから
幸せが始まります」

口を開けば不満ばかり、私も一時はそうでした。そんな人は、幸せが目の前にあっても見えなくて、聞く人の気持ちも悪くさせます。

言葉の持つマイナスの力で、ガンと落ち込んだりするものですね。

今ここでこうしていられるのも、大勢の人のお陰です。病室のベッドでほとんど動けない状態の時に悟った事であり、以来、顔を会わせる人に対して出来たのは「ありがとうございます」と言うことだけでした。

奥村久雄著「サキナ日めくりカレンダー」より
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「サキナ日めくりカレンダー」(企画・制作:フヨウサキナブランド推進室)より。文字と絵が綺麗なので、写真をご覧下さい。読めますか?

「希望とは
単なるプラスのイメージです
イメージですから
自分の思うまま
つくれるのです」

自己啓発本で言われているのは、みな同じと言われます。Fさんにプレゼントして頂いたフヨウサキナの日めくりカレンダーは、どんな方にも指針になる内容が記されています(著者はセルフホームエステの会社フヨウサキナ社長の奥村久雄さんで、昨年の秋、30周年記念式典を記念で作ったカレンダー)。

私が闘病中に改心して悟ったものと重なる部分もあります。

年度も月もないから、いつからでも、いつまでも使える、便利で経済的なのも面白いです。

自分の誕生日の言葉をメッセージのように受け取り、自分のテーマとするのもおすすめです。編集に関わったFさんの了解を得て、毎日アップします。今月末で終了しますが、来月の1日からまた読み直せます。

著書は、言葉の意味が詳しく分かる「7つの幸せの法則」(ダイヤモンド社)も執筆なさっているそうです。

昔の私なら「綺麗事では?」と疑ったでしょう。素直に受け止めて、お試しを(笑)。