ちょっとひと安心。。。
この中学校には、子供から高齢者まで、避難者の数も相当多く、毎日のようにテレビにも
出ていましたし、物資も他の避難所に比べると、充実しており、逆に衣類なんかはありすぎて、
段ボールが積み重ねあげられてました。
先生と打ち合わせ後、早速体育館へ移動して、体操指導のアシスタント。
やはりエコノミー症候群が懸念されております。
自分も被災者の皆さんの前で、足指から膝までのケア＆運動を担当致しましたが、
正直、自分は皆さんの前でどんな表情で、どんな声で接したらいいのかわかりませんでした。
あの震災から20日以上経過し、まだ運動なんかする気分になれない方もいらっしゃるでしょう。
でも、たくさんの人達が前を向いて、活動され、笑顔で「ウン、ウン」とうなずきながら
体操をやってくれてる方も沢山おり、胸が熱くなりました。
その後、高齢者ルームへ移動し、体操指導のアシスタント役。
くらのしん はマッサージを担当し、気持ち良さそうな表情の皆さん。
そして今度は子供の活動部屋になっている、音楽室に移動して、運動。
そこでは子供達は比較的元気に遊んでおり、まずは子供達との距離を縮めるため、一緒に遊ぶ。
子供はやっぱりカラダを動かすのが大好き
JCCAの「発発」の動きをやってみたら更に盛り上がり、距離も縮まってきたところで
「EXILE」の曲に合わせて、ダンス スタート♪
やり慣れないダンスや、声を出させたり、
最初は躊躇していた子供達も、次第に元気になっていき、最後は笑顔でポーズも決めてくれました
そして、出発前に藤野先生から、
「子供達はコーラや、ファンタを飲みたがっている」
と聞いていたので、レッスン後みんなに飲んでもらったら、本当においしそうに飲んでいた。
しかしそんな中、コマで遊んでいた一人の男の子とした会話で。。。
自分「(ファンタを持ってきて) これ飲みなよ。」
男の子「僕は踊ってないから、いらない。」
我慢してるのがわかった。
自分勝手な行動や、わがままが言えない状況を子供達もよくわかっているに違いない。
周りにいる男の子達にも、「このファンタ、何味だと思う？」なんて言いながら、
その男の子にも何とか飲んでもらう事ができた。
紙コップ一杯のファンタ ハニーレモン をしっかり味わって飲んでいるその男の子が
とっても印象的でした。
良かった。
子供達よりも自分が報われた感じ。
子供達と遊んだ1時間弱。
「今回来て良かった」と心から思えた初めての時間だった。
