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千葉ポーセラーツサロン・ グリーンリーフの山下はるみです。
3日ほど前に映画を観に行きました。
二人で行っても、映画は自分が観たいものを観よう!と互いに
決めているので 別々になることもあります。
でも、相互の時間があまり違い過ぎた時は
今日はやめましょう!となることもあります。
今回私は 「アルキメデスの大戦」を観ることに しました。
史実を基にしたフィクションです。
第二次大戦の開戦前、山本五十六は、
日米の物資の差が甚だしく日本にとっては
大変に厳しい戦いになると予想していました。
「これからは航空戦になる。船は巨大な戦艦よりも 絶対に
空母が必要だ」と主張していました。
ところが、陸軍は裏工作を用いて資本家と組み
巨大な戦艦を建造しようと画策します。
山本五十六を演じるのは舘ひろし、
山本五十六に見込まれた 数学の天才が 菅田将暉…
物語的には、菅田将暉…の活躍で陰謀が暴かれて
空母を主張する海軍が勝つのですが
実際には陸軍の言うとおりに事が運んで行きます。
世論を操作して戦争へと駆り立てる陸軍の言い分…
「日本国民には戦意を高揚するためのシンボルが必要なのだ。
仮にこの戦いに負けるとしても この美しく巨大な船が
海に沈むのを目の当たりにしなければ日本国民は負けを納得できないのだ」
ある大きな流れに飲み込まれた時代だったら…そうなのかもしれない…と思う点もありました。
そして、莫大な費用をかけて 日本のシンボル、命ともいえる
巨大な戦艦大和が誕生し、国民をあおり続けてあの戦争へと突き進んでいくわけてす。
ところで
私は伯父を特攻隊で亡くしています。
勿論会ったこともない伯父ですが母からはよく聞いていました。
終戦までもうちょっと…の4月3日敵艦に突っ込んで戦死、
自分の誕生日を選び、最期の日にしたと思う、と母は言いました。
それから何十年も過ぎて、
私が全日空に入社した時
奇しくも伯父の同期である方がお二人
キャプテンとして活躍されていました。
大変驚き感激しました。そのお二人も「○○の姪御さんか!」と!!
その三神Cpと速水Cpにはよく可愛がっていただき、宿泊先では
食事をご一緒にしたことも度々でした。
もし伯父が生きていたら、
同じフライトがあったかもしれない…と想像もしました。
全日空入社で、二人のキャプテンと出会えた事を
一番喜んでくれたのは母でした。
三神Cpも速水Cpも母も 今は遠い人となりました。
映画を観たことで、いろいろ思い出して 思いがけず
長くなってしまいました。
映画の戦闘場面や巨大な大和の様子、そしてそれが
海に浮かんでいる様子、沈んでいくところはすごい迫力でした。
どうやって撮影したのか、そのうち調べたいと思います。
戦争は絶対だめ!そして
世論も(マスコミも)信用してはいけません。
私たちの知りえない所で大きな力が
いろいろな操作をしている…ということに
気がつかなければ…。
お読みいただきありがとうございました。
今日も元気で機嫌よく…
皆さまもよい一日をお過ごしください。
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