古い話で恐縮ですが、第8回のコンクールで賞をいただいたときのデザインがモンステラでした。(単色転写紙をデザイン・カットしたものです。)
とても気に入って幾つもの作品を作りました。
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その中でプレートのリム部分の境目にラインを入れたかったのですが、細くカットした転写紙ではどんなに頑張ってもきれいな曲線にはなりません。当時は方法が見つかりませんでした。
ところが、数年後、研修会でコンパスにセラミックマーカーをはさんで描く、という方法があることを知りました。今は普通に知られていることですが、そのコンパスも当時ヴォーグでは扱っていませんでした。
研修会に出席すると講師の先生方がいろいろ工夫した結果の「ウラワザ」を教えてくださることも多く、とてもためになります!
今日はそのコンパスを使って以前のラインを隠すように少し太めにプラチナのラインを入れました。
ちなみにその後モンステラは爆発的にヒットして、モンステラ模様の転写紙が発売されましたし、街では絨毯の柄やバックの模様にといろいろなものに登場しました!

