トニーウイリアムスは「嵐を呼ぶ男」
トニーウイリアムスと言えば、マイルスバンドのドラマーである。
ドラマーなら「嵐を呼ぶ」のが役割である。(By ゆうちゃん)
「フォア・アンド・モア」とか「イン ベルリン」とかの頃である。
僕がレコードでそれらを聞き始めた頃(70年代後半ですね)実はさっぱり分からなかったのだが、映像で見ると凄い発見があるものだ。最近買ったDVDを見てあらためて驚愕した。
16~17歳のツルツルの育ちのよさそうなぼっちゃんがドラムに座るなり「嵐を呼ぶ」のである。
BPM300オーバー、時にBPM380くらいで全くハネないのにスイングするシンバルレガートを延々やる。
実は、細かくリバウンドを拾ってどうにかしてるんだろう…と思っていたら、
ステックの振れ幅がびっくりするくらい大きく跳ね返っていて、しかも大音量なんです。
ときおり入る5連打なんか、ビデオのコマには写りません。…凄い。。
また、よけいな探求がはじまってしまった。
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BPM380ということは、0.158秒間隔でビートをきざむ事になる。
それだけで1秒間に6.3回右手でシンバルを叩くことになる…しかし、ドラマーなら、まあ問題なくできる範囲である。
X-JAPANのYOSHIKIなら足で30分くらいできるでしょう。
で、問題は5連打である。ビートを2分割した音符での連打であるから、0.0789秒の間隔で5回シンバルを叩くのである。
そしてトニーウイリアムスはこの時でも40cmくらいはスティックを返している。
ということは往復80cmを0.0789秒で移動するので
80/0.0789=秒速1013cm
1時間での移動距離は1013×3600秒=3646800cm=36.468km
つまり時速36.5km。。。。あれっ、以外に微妙な数字になってしまった。あんまり凄くない。
…いけない。ここで大切なのは、往復運動なので、常に初速0から僅か0.03945秒で40cm移動していると言う事。
ややこしいので加速度を一定とすると初速度をv0、aは加速度。tは時間、xは移動距離とすると
x=(v0×t)+(1/2×a×tの自乗)
初速度v0は0なので加速度aは
0.40=1/2×a×0.03945の自乗から
a=514m/s2
加速度514m/s2っていうのは脅威である。
しかも、次の瞬間には逆方向に加速度を発生させているのである。
(ただし、シンバルを打った直後はシンバルからのリバウンドを利用するのでその時は楽なはず)
参考までに
F1の加速度は約10m/s2
宇宙ロケットの加速度は6Gくらいだから58.8m/s2
(ちなみに戦艦大和の主砲の加速度は1400m/s2くらいらしいが…)
514m/s2の往復運動は、もの凄い「嵐を呼ぶ」 に違いない!
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というわけで、トニーウイリアムスは間違いなく「嵐を呼ぶ男」なのである。
…また、くだらない時間をすごしてしまった。
…しかし、トニーウイリアムスの凄さは聞けば聞くほど分かって来るのである。っていうか、いままで良く分かってませんでした。
バスドラのタイミングや入り方、フィルの符割、ダイナミクスにしても、なんで16~17歳であんな事が思いつくのか…バディリッチもスピード&テクニックは凄いが、トニーはセンスが尋常ではない。
ルックスから見ても宇宙人かも。
ドラマーなら「嵐を呼ぶ」のが役割である。(By ゆうちゃん)
「フォア・アンド・モア」とか「イン ベルリン」とかの頃である。
僕がレコードでそれらを聞き始めた頃(70年代後半ですね)実はさっぱり分からなかったのだが、映像で見ると凄い発見があるものだ。最近買ったDVDを見てあらためて驚愕した。
16~17歳のツルツルの育ちのよさそうなぼっちゃんがドラムに座るなり「嵐を呼ぶ」のである。
BPM300オーバー、時にBPM380くらいで全くハネないのにスイングするシンバルレガートを延々やる。
実は、細かくリバウンドを拾ってどうにかしてるんだろう…と思っていたら、
ステックの振れ幅がびっくりするくらい大きく跳ね返っていて、しかも大音量なんです。
ときおり入る5連打なんか、ビデオのコマには写りません。…凄い。。
また、よけいな探求がはじまってしまった。
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BPM380ということは、0.158秒間隔でビートをきざむ事になる。
それだけで1秒間に6.3回右手でシンバルを叩くことになる…しかし、ドラマーなら、まあ問題なくできる範囲である。
X-JAPANのYOSHIKIなら足で30分くらいできるでしょう。
で、問題は5連打である。ビートを2分割した音符での連打であるから、0.0789秒の間隔で5回シンバルを叩くのである。
そしてトニーウイリアムスはこの時でも40cmくらいはスティックを返している。
ということは往復80cmを0.0789秒で移動するので
80/0.0789=秒速1013cm
1時間での移動距離は1013×3600秒=3646800cm=36.468km
つまり時速36.5km。。。。あれっ、以外に微妙な数字になってしまった。あんまり凄くない。
…いけない。ここで大切なのは、往復運動なので、常に初速0から僅か0.03945秒で40cm移動していると言う事。
ややこしいので加速度を一定とすると初速度をv0、aは加速度。tは時間、xは移動距離とすると
x=(v0×t)+(1/2×a×tの自乗)
初速度v0は0なので加速度aは
0.40=1/2×a×0.03945の自乗から
a=514m/s2
加速度514m/s2っていうのは脅威である。
しかも、次の瞬間には逆方向に加速度を発生させているのである。
(ただし、シンバルを打った直後はシンバルからのリバウンドを利用するのでその時は楽なはず)
参考までに
F1の加速度は約10m/s2
宇宙ロケットの加速度は6Gくらいだから58.8m/s2
(ちなみに戦艦大和の主砲の加速度は1400m/s2くらいらしいが…)
514m/s2の往復運動は、もの凄い「嵐を呼ぶ」 に違いない!
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というわけで、トニーウイリアムスは間違いなく「嵐を呼ぶ男」なのである。
…また、くだらない時間をすごしてしまった。
…しかし、トニーウイリアムスの凄さは聞けば聞くほど分かって来るのである。っていうか、いままで良く分かってませんでした。
バスドラのタイミングや入り方、フィルの符割、ダイナミクスにしても、なんで16~17歳であんな事が思いつくのか…バディリッチもスピード&テクニックは凄いが、トニーはセンスが尋常ではない。
ルックスから見ても宇宙人かも。