純潔
外気温マイナス10℃
片栗粉のような今夜の雪
テーブルとチェアに積もった雪を
ふーっと息で払って腰をおろし
悠々とグラスを傾ける
シリウス、南中。
月明かりに浮かぶ森を、西風が吹き抜けてゆく。
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晴れたり曇ったり吹雪いたり、目まぐるしい一日でした。
でも、ずっと雪は降っていました。
ここは、強い冬型になると、こんな天気になります。
長坂インターあたりまで降りれば、おそらく晴れているでしょう。
手で握っても固まらない、吹けば飛んでいってしまう乾燥した雪。
空の高いところから地上まで落ちるあいだ、ほとんど姿を変えずにやって来た、いわば雪のサラブレッド。
純血の雪の白さは、まさに純白。
透き通るように儚い白さは、ある種の潔さを感じます。