雪
静かに 雪が降る
冬の始まりを告げる 投げやりな淡雪でもなく
厳しい季節の冷然とした 白魔でもなく
ただ音もなく 空から降りてくる
秋の名残りに そっと白い毛布をかけるように
静かに 優しく 雪が降る
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天気予報通り、今夜は雪になりました。
この冬はもう何度か降っていますが、今夜のように音もなく降り積もる、そんな降りかたをするのは初めてです。そろそろ3センチくらい積もったかな。
さっき、長坂駅まで行ってきましたが、街は雨。こ のログハウスのテラスも、それほど寒くはありません。
なので、今夜のお供はドライジンのオンザロック。
グラスを傾ける度に氷がカランと音を立てて、松脂の香りがします。
この松脂の香り、僕達山ヤにとっては、ハイマツの匂いを思い出させる、馴染み深い香りなのです。
ハイマツに潜り込んでビバーク(野宿のこと)すれば一晩中嗅ぐことになるし、ヤブを漕げばいつの間にか手にヤニがついて、下手すれば数日この匂いとお付き合いです。
僕はこの香り、好きです。だからジンも好き。いやお酒なら何でもいいんですけどね。