本日は晴天なり
朝起きると、雲一つない空。
夏、水蒸気を多く含んだ空気は、山にあっては雲を作り、強烈な夏の太陽に暖められて雷となります。
だから、このあたりは早朝はたいがい曇り、午前中は日が射しますが、お昼を過ぎると雷がやってきてにわか雨。
真夏はこんな天気パターンが多いのです。つまり、朝からはれることは滅多にありません。
というわけで、今朝は晴天に誘われるように山に入りました。
昼間は観光客で賑わう美しの森から、上を目指します。
明るい森は鳥のさえずりにあふれ、時折わたってくる風はクマザサを揺らして、さらさらと音を立てています。
呼吸を整えながら、ゆっくりと登っていきました。
緩やかな登りで一汗かいた頃、サンメドウズスキー場のてっぺん、「賽の河原」にでます。
ここから尾根は狭くなり、傾斜もやや急になります。
所々にある「ビューポイント」は、つらい登りの一里塚。
足下に切れ落ちる地獄谷越しに、緩やかに広がる台地は、長坂の街かな。左手は韮崎だろうか。
遠景には、秩父や南アルプスの峰々を従えて、ひときは高い「富士山」。

眺望を楽しみながら登ること2時間。牛首山の頂上につきました。
短い夏の終わりを予告するように、もうナナカマドが色づいていました。

このまま上までいっちまおうか。。。と、ちょっと思ったけど、今日は午後から仕事があります。
「赤岳まで3時間」の道標に、後ろ髪引かれる思いで牛首山を降りたのでした。
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今日は結局、夕方になってもずっと稜線に雲は出ませんでした。このような晴天は、珍しいと思います。
本文中にもかきましたが、夏山というのは案外雲が多いものです。
早朝から日没まで一日晴れているのは、実は、ひと夏に何回もないのです。