風が吹いて、朝から森が騒いでいました。
こんな日は、あまり出て歩かないほうがいい。
夕方、風が収まる頃、散歩に出てみました。
いつもの森の小径を抜けて、沢沿いを登ります。
坂を上がりきったところの泉、水神様にご挨拶しました。
振り返ると、夕陽が今まさに、甲斐駒に沈むところ。
「落日」
急に寒くなった森に、鹿の群れがいました。
じっとこちらを見つめる「眼」
「ごめんね、僕らもここに住まわせてね」
彼らは問いかけに答えず、真直ぐな眼差しをこちらに向けるだけ。
やがて、しなやかに身を翻して、森に消えました。
鹿に出会う直前、夕空を飛行機が横切っていきました。
ズミルックス35mm F5.6 NEX-3 オート