瑞々しい季節がやってきました
さて今日は自信について書いてみたいと思います。
特に男性は、
自信に充ちている時には力を出しやすく
反対に自信のない時は
どんなに実力があったとしても力を出しにくいものです。
しかし多くの男性は
外側の実績によって自信を得ようとするため
自信を感じているためには
常に目に見える結果を出すことを自分に要求せざるを得なくなるのです。
この場合、身近な女性の支えがあることが
重要な場合が多いのですが、
いつまでも女性にエネルギーを
補充してもらってばかりいるというのも
まるで身近な女性に
お母さんの代わりを求め続けるようで、
それはそれでよく見かける光景なのですが
自分のなかからどんどんエネルギーが湧いてくる
そんな男性のほうがやはり魅力的だし美しいのではないでしょうか。
過去の実績を周囲の女性に披瀝する
そんな男性はひょっとしたらエネルギーがすこし枯渇している可能性があるのです。
少し意外かもしれませんが
わたしは自信というのは
自然との一体感を感じることで得られるものだと考えています。
風に揺れる木々のさざめき
流れる水の音
蝶の翅のぶるぶるとした羽ばたきや
鳥たちが空高く飛翔するさま
静まり返った岩の存在感
それらは独特の振動(バイブレーション)を放っています。
もしもあなたが
自らの身体のセンサーを研ぎ澄ませ
これらの生命がほとばしるバイブレーションにダイレクトに触れて
あなたと自然物の境界が曖昧になって共振、共鳴しあったそのとき
あなたの生命記憶の奥深くに
言いしれない力が存在していたことに気づくでしょう。
あなたの生の実存は細胞が打ち震えているまさにそのとき
もっとも鮮明に感じられるものであり
その振動の連続性によって漲っていく力が
本来の意味での自信(＝自振)となるのです。
生命との連続性を感じることは性オーガズムを感じることに似ています。
自分の内から湧いてくる振動を感じること
それは既にあった幸福を味わうことであり
そもそも外側の世界に解決するべき問題などなかったのだ、と気づくことでもあるのです。
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