3月も後半とはいえピリッと冷たい風が吹きつける本日ですが
今日はヒーラーの心がけとして少し気付きがあったのでそのことを書こうと思います。
セッションでは
実際にヒーリングをする前に、
わたし自身、心をオープンにしてクライアントさんのお話しをお聞きすることにしています。
そこからエネルギーを読み取り、
最終的にクライアントさんが心の底で得たいと思っている感覚
性オーガズムの感覚なのか、
感情の深い慰めや赦しなのか、
神聖さの感覚なのか、
それらを読み取って、なんとなく念頭に置いて進めていきます。
またセッション中に出てきた感情や
感じ取った感覚をクライアントさんとお話しを合わせながら進めていきつつ、
最終的にはお互いが思ってもいなかったような気づきや解放が起こるのが、このヒーリングの凄いところだと思います。
思ってもみなかったような感情や感覚の解放
それはネガティブな感情であれ
恥ずかしい(と思っていた)自分自身の姿であれ
いったん受け容れてしまうと、ありのままの清々しさと深い安心感が訪れます。
長いあいだ出さないように蓋をしてきた
エネルギーを、もう使わなくて済むんだ、
と深く納得することができ、またそんなふうに抑えつけてきた自分自身のことを、心から慰め、労ってあげることができるのです。
そんな素晴らしい時間がやってきたとき
それはヒーラーとクライアントさんが
お互いにコントロールを手放す
ことができた状態
なのだとも言えるでしょう。
ここまでくれば、クライアントさんがヒーリングの場から日常に帰った時に、自分自身で気づきを得、自浄作用を起こすことができるのではないかと思っています。
さてあるセッションの日の朝、
私自身のあり方について問いかけてみると
こんな答えが返ってきました。
分かったつもりに
ならない。
ハッとするような厳しいコトバではありましたが
よくよく内観してみると
瞬間瞬間移ろう人の心の動きなど本来掴めようはずもないものだし
またクライアントさんのエピソードに過剰に共感を
してしまうあまりにそれに捉われ、その先の目的を見失ってしまう、
そこにはそんなエゴの罠への警告も含まれているのかもしれません。
時にはヒーラー自身が戸惑い混乱し、道を見失ってしまうこともあるでしょう。
そんな時に私自身が一言でもなにか
分かったようなもの言いを挟むことで
問題の本質から目を逸らし、
結果的にクライアントさんをコントロールしてしまうことへの警鐘もあるのかもしれません。
大きな浄化と解放の手前には必ず怖れが顔を表すものだと思います。
これまで握ってきたものをついに手放す瞬間がやってくるのです。
その瞬間
一見平気そうに見えますが、一緒に立ち会うわたしも気持ちはまったく同じなのです。
愛が循環する本来の命の場、
源(ソース)へとクライアントさんをお繋ぎするためには、
そんな私自身の怖れをきちんと見抜けるようにしておかなければならない
そんな教訓を読み取ったのです。
禅タロット「妥協」
抜け目なく器用であってはならない。
自分の状況をはっきり認識しているがいい。
そして、もし混乱しているのだったら、
自分は混乱しているのだと覚えておくことだ。
これが、あなたに関してまず第一に
はっきりしていることだーーーつまり、あなたは混乱しているということだ。
あなたは旅を始めたのだ。
セイントマリアヒーリング
東京で個人セッションを行っています
施術動画はコチラ
申込み、お問い合わせは公式LINEまで
フォロー歓迎
Instagramでは
最新の情報をご覧いただくことができます
お問い合わせ・お申し込みは
メールでのお問い合わせはこちら
クリス∞龍優 お申込みフォーム (form-mailer.jp)