電灯 | 空から降る一億の

空から降る一億の

見たものや行った所を記憶できそうにないから





公園の電灯が好きだ


私に似て暗すぎず明るすぎず


散歩をしているとよく幸せそうな二人をこの下で見る


数年前そこには自分がいた


間違いなく幸せだった


今も変わらないその電灯は


木の葉をてらし 家路をてらし 二人をてらす


そんな電灯が私は好きだ