寒ぶっ
こんばんは。ゆきなです。その昔はドラムを生業としておりました
ということで、ドラムです。

Snare
ドラムセットというと、大小様々な大きさの太鼓と、
シンバルという円形の金属の板で構成されたセットなのですが、
その中でも最も重要というか要となる太鼓が
このスネアドラム(SnareDrum)という太鼓です。
小太鼓。とも呼ぶようですが、そう呼ぶとかなりクラッシックなイメージになります

写真に写っているスネアは、ブラスという金属の胴にコーテッドという皮が張ってあります。
皮と言っても昔は動物の皮などを使っていたようですが、現在はほぼ全てプラスチックです。
この胴の素材と皮の厚さや構造で音が凄ぉーく変わります。

胴にはブラスのほかに、スチール、アルミ、ブロンズ、チタン、木、などが使用されます。
木の中にも、メイプル、バーチ、ビーチ、ブビンガ、マホガニー など等、
素材によって色々な音のキャラクターを持っています。
皮の種類も沢山あって、薄っぺらい素材から分厚いもの、2枚重ね、
中心だけ2枚のもの、縁だけ2枚のもの、表面がツルツルしている物からザラザラ加工のもの。
…と、組み合わせだけでも何通りもあります。
その中から、自分の演奏したい曲や好みに合わせてチョイスするわけです。
しかも、ドラムには表側と裏側がありますので、さらに組み合わせは増えますね。
一般的に、表の皮(打面)よりも裏の皮に薄いものをチョイスすると良いと言われています。

スネアドラムのもうひとつの特徴としては、裏側にバネが付いていることです。

裏側
このバネ、スナッピーと言う名前です。日本語では響き線と言います。
裏の皮にこのスナッピーを当てることで、あの独特の音が出る仕組みです。
スナッピーを当てる強さを、横に付いているネジで調整します。
これによっても音が大きく変化します。
スナッピーにも色々種類があって、全面当たりと内面当たり、素材、などなど…

胴に皮を締める円形の枠部分をフープと呼んでいます。
舟形(ラグ)にボルトを使って締めていきます。
このフープにも色々な種類があって、アルミ、ダイキャスト、スチール、木、など。

こうした細かい部品のチョイスと、それをどのくらいの強さで締め付けるかで、
全体的な音を決めていきます。
つまり、自分の好みの音を見つけるまでには、長ぁ~い道のりが必要なわけです。
そんな無数の組み合わせを全部試すわけにはいかない
こんな時は、サウンドスタジオエリシアンに来てみて下さい。
あなたの音への近道をアドバイスいたします