D・カーネギーの名著『人を動かす』の続編。SNS向けに編集。
目次
Part1 人づき合いの3原則
Part2 人に好感をもたれる6原則
Part3 信頼を築く10原則
Part4 人を変える8原則
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人を動かす2:デジタル時代の人間関係の原則
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まとめ
1.笑顔を忘れない
クリスタキスとファウラーはフェイスブックで交流のある1700人の大学生のオンラインプロフィールを調べ、笑顔の写真かどうかに注目した。
ネットワークの統計的分析からわかるのは、笑顔の人は友達が多く、そうでない人よりずっとネットワークの中心寄りにいた。
2.他人をちょっと幸せにする
あらゆる人間関係をよくする秘訣は、何か価値あるちょっとしたことをしてくれること、継統的にそうしてくれることだと言っているのだ。
3.他人と議論しない
オンライン上での議論にデジタルというべールがかかり、じかにやり合うときのような明瞭な結果を伴わないせいで、あからさまな個人攻撃やあいまいな沈黙という人づき合いにとっては最悪の道具がやすやすと使われる。
4.あなたは間違っていると言わない
たとえ自分は正しく、相手は間違っていたとしても、その人の自尊心を傷つけたり、人間関係を永久に損なったりすることなく、もっと敬意と融和の精神をもって会話のできる環境をつくること。結びつきを深めるチャンスが教訓を垂れる機会に変わらないように、会話の方向を選ぶことである。
5.親しみをこめて話しかける
今日ではコミュニケーションの範囲は地球全体になり、以前のような交渉の機会は減っているが、鍵になるのは依然として、その人が目の前にいるときと同じ気持ちで接することだ。
6.気高い精神に訴える
広告のつくり手やNPOは自分がより気高く思われるような製品やサービスを宣伝する。
それが効果的なのは、自分が正直だとか、利己的でないとか、フェアだとほめられたと感じると、ほとんどの人が相手の提案に喜んで従うからだ。
7.ほめて伸ばす
管理者が何をしたら従業員がもっとやる気になるかを調査した。
「上司からほめられる」「文書でほめられる」「大勢の前でほめられる」というのは、調査に回答した従業員のあいだでは、「やる気の出ること」の上位5つのうちの3つだった。
ソーシャルメディアの発達で効率的にコミュニケーションの構築も崩壊も早くなっているという結果が出ています。「人に好かれる」ことも「人に嫌われる」ことも、拡大化されています。
ここでめとめた「議論しない」「相手を否定しない」あたりは、ソーシャルメディア時代もポイントのようです。
