昨日、日本の選挙が行われているさなか無事にスクールパフォーマンスが終了しました!!終わったことがまず第一の喜び。課題はもちろん山積していますが、ここ一番というところで生徒が表現出来得ることを発揮したという意味でも大きな意義がありました。
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9月、新学期が始まり 新規生徒の受け入れやアセスメントクラスをしながらすでに準備が始まる冬のパフォーマンスはどの先生にとっても切迫感があります。特に未就学児クラスは何のジャンルの踊りをやっているのか分からないまま舞台に立っているのではないか、σ(^_^;)と思えるくらい。尚且つ、こちらは1年のうちで最も忙しくなるクリマスシーズン前、本番前の2週間連続の日曜日ドレスリハーサルは全員の生徒出席をのぞむことが大変困難で本番を迎えてもドキドキしているのが先生側の心理であります。

そんな先生側の心理とは裏腹に3歳から17歳の若者は怖気付くことなく、堂々と舞台に立っていました。総勢150人。ヒップホップ、ジャズ、タッブダンス、コンテンポンラリー、バレエとプログラムは多彩。1つのダンスだけに出ている子はむしろ少ないくらいで、次から次へとナンバーが目まぐるしく変わります。バレエおだんご頭~ポニーテール~編み込みからのまたバレエ頭と。バレエシューズ、裸足、サポーター、ジャズシューズ....プラス衣装替え。私の教え子はタップダンサーはいなかったのでタップシューズは見かけませんでした。にひひ 今回はフラメンコがなかったのが何より残念。

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舞台袖の楽屋で準備する生徒。ランプ燈1つのみという暗さ。緊急時用のLEDライトとiphoneライトがとても役立ちました。

なんと!今回は初 ゲネが本番通りの順番で行われました。舞台関係者ならすぐにお分り。私がこのスクールに来て3回目のパフォーマンスとなるのですが、なぜか本番当日のリハーサルが本番と違う順番で行われていたのでした叫び!!これってゲネって言わないではないか。そしてステージでのスペースの取り方、配置の確認を「場当たり」と言いますが、これにも時間を取ることことがほとんどありません。いろいろ不思議ちゃんなのですが、これでも新学期早々のスタッフミーティングで意見・要望を出していての結果です。

ともあれ、舞台はどんなことが裏で起きていようが進み続けます。85歳のスクールの校長先生、いわゆるArtistic Directorは舞台下手の一番前の袖口で自前のイスにどっしりと猫背気味に構えてじーっと舞台の進行を見ているのです。私のイメージはこんな感じです↓
この方の口から褒め言葉を引き出すのは難しい。いろいろと今回も彼女との間でありましたが、終演後大きなハグと共に「短期間の割りにはうまく行ったわね。」というお言葉を有り難く頂戴致しました。駄目出しの嵐が後日襲いかかると知りながらも、嬉しかったです。

いつも客席から生徒を、というよりも影にいる私を応援しに来てくれる夫の"Good Job!!"が心に響きました。そして日本にいるコラボ生徒、仲間、家族のお疲れ様メッセージが心地よく身体に染み渡った良い1日でした。

✨有難うございました✨