トロントで朝日を見よう!
と午前3時まで起きてどうやったら絶好の場所に辿り着けるか、横になりながら調べていたら、寝ていました
σ(^_^;)。

6日間の滞在はあっという間に終わり、最後は人生で初→フライトに乗り遅れるというハプニング。
でも、無事に帰って来ることができました。

朝一の6時間ほどレッスン見学。
その後2つのワークショップ。
その日によってはバレエクラスに参加したり、ウェルカムレセプションがあったり、1日とても密度の濃い日々を送り、だいぶお腹いっぱいの状態です。これから、学んだことをどうやって教えに活かすかが大きな課題として残されました。

最上階のスタジオ脇の寛ぎスペース
photo:03



ワークショップのゲスト講師1人目

70代のSergiu Stefanschiはワガノワアカデミーの卒業生で第一回目のヴァロナ国際バレエコンクールの銀賞受賞者。ヌレエフやバリシニコフ、ミハイル・フォーキンの孫やニジンスキーの親族と直接関わってきた話を聞いているだけで、歩くバレエ史のような方でした。呼吸とポール・ド・ブラ(バレエの腕の運び)、そして表現力が主題のワークショップでしたが、シンプルだけれども無駄のない腕の動きこそが洗練された表現力豊かなダンサーを育てる。そんなことを強調していらっしゃいましたが、その口調、少年のような目の輝き、そして何とも言えない優美な腕の動きがとても印象に残りました。放っておいたらいつまでもネタが尽きなさそうで、バレエに捧げてきた熱い魂をそのまま生徒にもぶつけているんだろうなぁ。


今回はひとまずここまで。

もう少し頻繁に更新できるようにします!