日本が
母の日の日曜日の早朝を迎える頃、
土曜日の午後を使って、
こちらに来てから一番の遠出に
出かける。

この土地の交通機関のシステムにも
何となく慣れ、
日常の暮らしにも一定のパターンが出て、はや1ヶ月。

少しでも職につながる場所へと、
人が集まる場所へと出向くようにしている。

天気は快晴ではないが、まずまず。
風も強すぎず、日差しも強すぎず、
心地よいときの流れが過ぎていく。

土日と平日の18:30以降は区間に関わらず、一定料金で移動ができる。
最初の乗り物から1時間30分以内なら乗り降り自由。
なので、土日に遠出はもってこい。

一人で長い時間いると、学生時代に一人旅をしたアラスカの2ヶ月間を思い出す。

まあ今回もそうなのだが、ほぼ無計画で旅が始まる。
何もコネクションがない地で放浪する。
まずは自らの足でかせぐ。
人恋しくなる。
思わぬところで新しい出会いがある。
繋がりができる。

あの時もそうだった。
自分の目で見て、耳をよーく澄まして、
最低限の言葉の力を借りて人と話してみて、

今回も何もないところから芽が出て、花が咲くのだろうか?

ただ待っているだけでは何も始まらない。
種をまきに行こう。
例え、芽がでなくても
種をまき続けよう。

長い移動時間を使って、
ちょっとだけ想いを書き綴ってみました。

母の方、母を持つ方、亡き母より見守られている方、
素敵な母の日を送れますように。
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