一週間ほど前のことです。
前日に焼いた窯を開けようと、朝、窯部屋に行きました。

なんか・・・暑い。

その日の気温は今日のような夏日ではなかったのですが・・・なんかおかしいな?と思って窯に近づくと。



熱い。



窯が熱い・・・。



通常、800度前後で焼いた窯は、夕方に電源を入れた大きい窯でも、次の日には軍手をすれば開けられる程度の温度になります。

(焼成自体は、3時間程度。冷めるのに半日以上かかるのです。)

ところが、その日はやけに熱い。

まるでイングレを焼いた日のよう・・・(イングレーズは約1200度まであげます。詳しくは、過去の記事を見てくださいね)。



ん?



・・・イングレ・・・?




ぎょえーーーーーーーーーーー!!




なんと、イングレを焼く設定になっていた窯を、通常の温度(830度)に戻したつもりが戻っていなかったようです。



がーん。





冷めるのを待ち、恐るおそる窯を開けると・・・・。



みごとに、一番上の棚板がひしゃげ、下の段に落ちておりました。



※棚板とは・・窯につめるとき、作品を置くための耐熱板です。作品の高さに合った支柱を立て、その上に積んでいきます。



棚板も種類により、高温に耐えられないものもあります。ひしゃげてしまったものは、830度で焼くときは問題ないものなんですが・・・トホホ。



落ちた棚板と作品(大きめのサラダボール)は、下にあったお皿2枚にくっつき、意味不明なオブジェの出来上がり。こうなると、もう手の施しようはありません。



他の作品は、とりあえず割れてはいない模様。



そっと棚板をはずすと・・・やはり。



色が抜けておりました。



こちらは、私が作ったデコラージュ(転写紙)の作品です。

本来はこのようになるはずが・・・

お店 001

お店 002

お店 003


あれれ?

お店 004


主にコバルト(青)は薄くはなったもののクッキリと残り、黄色とセレン系赤がうっすら残り、ピンク系(含金)は完全になくなっています。そして緑は変色。

うーん、こうなるのね・・・。



並べてみると、こんな感じです。

SN3E0185.jpg



棚板が落ちまくって窯が壊れたりしなかったことと、作品の大半が私のだったことが不幸中の幸い。でも、被害にあった皆様、申し訳ありません。



しかし、この抜けた色。

なんと、生徒さんたちに意外に好評で、「この色は、どうやって出すんですか?」と聞かれました^^;

「狙ってもなかなか出せない色だし、ケガの巧妙!」と褒められ(?)、なんと言っていいやら。



失敗は成功のもと、といいますが、大変お勉強になりました。







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