食器に絵を描く、といっても実際にやったことがないと、なかなか想像が出来ないと思います。 

「何で描くの?専用の絵の具があるの?」

 

とよく訊かれます。

 


 絵付け用の画材はいろいろあるのですが・・・ここでは当教室で使っているものを紹介します。 

 

 アンジュの店舗で扱っている画材は、「花のポーセリンペインティング」「果実のポーセリンペインティング」という数少ない「陶磁器への絵の描き方の本」を出版した、絵付け界(?)では有名な佐々木裕子先生が開発・使用しているものが主です。

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↑絵の具は、洋絵の具。原料は「顔料」です。

鉱物や重金属・ガラス質などが配合されています。
(写真の絵の具はブルーグレーという色です。)

 

 

 種類は、様々なメーカーが出しているので、何百種類もあります。
アンジュで使っているのは、約40色です。

40色すべて必要かというと、そうでもないので、好きな色合いの種類に偏りがちではあります。

相性の悪いものもありますが、ほとんどのものが混色可能です。


 この粉状の絵の具を「ミキシングオイル」と呼んでいる不乾性のオイルで練ります。

 

アンジュでは、佐々木先生が体の事を考えて開発した水溶性オイルを使っています。

匂いはほとんどありませんし(よ~く嗅ぐと、独特の匂いはします)、手についても水で洗い流せます。







ミキシングオイルは、保存用に絵の具を練るためのものです。

分離したらまた練り直せば、ホコリがかぶらない限り10年くらい大丈夫ですチョキ

 

 

かなり固めな状態に練りますので、この状態では、絵はまだ描けません。 


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 こういう容器に入れて保存しておきます。

 

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これで、描く時にいちいち粉から練らずに済むので、とっても便利です。

 この状態の絵の具に、さらに描く時は、「ペインティングオイル」という、遅乾性のオイルで溶きます(これも水溶性です)。

 

ミキシングオイルよりも、さらっとしています。
オイルは絵の具と磁器の間の「つなぎ(糊)」の役割を果たすので、絵の具のとオイルのバランスが大事です。 




ペインティングオイル

簡単すぎる説明ですが、こんな感じです。

 

ちなみに「私の絵の具は油性用だから、全部買い換える事考えると、水溶性には切り替えられないわ!」と言う方がよくいらっしゃいますが、絵の具に油性用、水溶性用はありませんので、どこのメーカーの絵の具でも使えます。

 

油性をお使いの方で、匂いで頭痛がする、手に湿疹が出る、と言う方にはおすすめです。


ペインティングオイルの使い方については、動画がありますので、こちらの記事をご覧ください。

 

ペインティングオイルの濃度

ミキシングオイルの濃度

 

 

 



オイル・絵の具はネットショップで販売しています。

オイル→☆☆☆

絵の具→☆☆☆




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