「全部が副業」studio7ブログ -2ページ目

難しい。

もちろん、カメラ1台で内蔵マイクなり外付けマイクなりを付けて撮るだけで何とかなる場合もあるが、今頂いている仕事の中にはなかなかそうもいかないケースも多い。

 

今年の春にセミナー系の収録現場に混ぜて頂いたとき、ディレクターは講師にピンマイクを付けてワイヤレスでカメラに映像と一緒に録音をした。

「念のため」ということで、私はバウンダリーマイクでデジタルレコーダーに声を別撮りしたのだが、結果的に編集で使ったのはこちらの音源だった。

ひとつの理由は音声の専門スタッフがおらず、ピンマイクの付け方がちょっと違っていたこともあって、マイクと講師の服が擦れる音などを拾っていたから。

 

別の例では、デジタルレコーダーのマイクでダイレクトに録音した音をメインに使ったが、話し手とマイクの位置の関係で、むしろビデオカメラに付けた外部マイクの方が良かったりもした。

 

簡単に言えば、撮影環境その他に合わせてベストな機材のセッティングをしろ、というだけの話…とは言え、これが手練れの音声マンでないと判断が難しいのだ。

 

…ということで、近々に予定している現場では、ウチにある録音機材を集めて持参し、「この環境ではどれがベストか」というテストを兼ねて撮影する予定。

 

写真は、今回新規導入したZOOM F6を自宅でテストした様子と、撮影本番用の機材セッティング案。

ある現場で他のカメラマンの皆さんとの雑談の中で出たハナシ。

 

映像チームは男が多い、というのが前提としてある。

 

で、そこに女性が入ると、オトコというのは女性の前ではカッコつけたがるヤツが多いもんで…ましてや“可愛い女の子”だと、余計に「俺は出来るヤツだぜ」アピールをせずにはおれない(雄の孔雀が雌の前で羽を広げるようなものか?)。

で、普段以上に注意深く、なおかつテキパキと仕事を進めるので仕事のクオリティーがアップするという。

 

冗談ノリの雑談ではあったものの、経験上、マジで「ありますね〜」と相づちを打った。

 

自分に関しては、手が足りないときは後輩に手伝いを頼んでいて、先輩としては例えば“三脚の伸縮に失敗して倒してしまい、カメラが壊れて号泣する”なんてカッコ悪い姿を後輩に見られたくないわけですよ。

 

その後輩というのが“可愛い女の子(※個人の感想です)”であることは言うまでもない。

 

もちろん、可愛くても使いモノにならん子だとむしろ邪魔なだけなのだが、彼女の場合映像専門では無いものの視覚分野のセンスはあるし、非常に気が利くし、そもそもが先輩・後輩だからそれなりにアイコンタクトやハンドサインでこちらの意を汲んでくれるので非常に助かっている。

 

あとは…そういう子にアシスタントとして来てもらうと、依頼主さんの受けも良いような気がする(笑)

高校・大学と漫画サークルで過ごした。

特に同人誌の場合、事前に相談をする編集さんもいないので、ネタ作り・ネーム・下描き・ペン入れ・ベタ塗り&トーン貼りまで、全て描き手が1人でやる。

これが原点になっているせいか、映像制作も全部自分の手でコントロールしたい。

 

そんな中で、ある自主制作映画の現場にお声がけを頂いた。

 

超ベテランカメラマンが構図やカメラワークを提案して、編集マンと「これで繋がる?」などと相談をしている。カメラマンも編集マンも、それぞれ脳内で完成映像が出来上がっているらしい。

照明もカメラマンと打合わせをしながら色々工夫をしている。

つまり、絵作りに関しては、監督はスタッフを全面的に信頼してイメージを伝えるだけ。あとは役者の演出に専念する。

 

助監督は監督の意図や状況を的確に読んで、自ら動いたりスタッフ&キャストに監督の意思をわかりやすく“翻訳”して伝えている。

 

作品世界やキャラ造型については、撮影に立ち会った原作者と監督(とメイクさん)との間で打合わせ。

俳優さんは監督の指示で完全にキャラになり切っている。

 

なるほど、こうやって分業で仕上げていくのかと納得はしたが、漫研出身の雑用担当がこの状況下で何か判断出来ることは出来ず、指示待ち野郎になってしまった。

幸い、テスト撮影時に必要な小道具があることが判明し、それをこちらで作らせて頂いて本番撮影に持参したので少しは役に立った…ような気がする。

 

今後もこういう現場に参加させて頂ける機会があると色々勉強になるが、やはり自分はワンオペが向いているのかも知れない。

 

写真は、(わかりづらい写真をさらにわかりづらく加工しているが)撮影現場のオフショットと、ウチで作った架空の煙草パッケージ。

 

やー、Blackmagic DisignのDaVinci Resolveという映像編集ソフトが凄いことになっている。高機能な上に、安い! これについて詳細には触れないが、知り合いの編集マンは続々とそっちに移行している様子。

 

だがしかし。私ゃ20年以上Apple純正のFinal Cut Proを使っている。

2011年にAppleは「アマチュアにも映像編集の門戸開放を」と、Final Cut Pro Xというそれ以前とは別物の編集ソフトに方針変更…プロからはボロクソに言われたが、それでも10年近くこのソフトを使い続けている。

 

DaVinci Resolveの無償版(と言ってもほとんどのことが出来る)やAdobeのPremiereもインストールしてあるが、相変わらずFinal Cutメイン。

 

DaVinci Resolveは単体で…機能の一部として、もともと別の(高価)なソフトを一体化させてシームレスな作業が出来ることがひとつの売りで、Premiereは一連のAdobe製品との連携が売りと言える。

 

声を大にして言いたい。

「Final Cut Pro Xは当初からそんなの当たり前でしたから!」

(文字を大にして書いてみた)

 

同じAppleの特殊効果ソフト・Motionとの連携(私は専らAdobeのAfter Effectsを使っているが…)はFinal Cut Studio時代にも出来ていたし、OSに付いて来るGrageBandや別売のLogicという音楽ソフトのサウンドエフェクトも使えるし、アマチュアがすぐに使えるテンプレートも多いし、BGMや効果音のライブラリまで入っている(BGMについては著作権上微妙なものが含まれているとの噂もあるが)。

そして、最近のバージョンでは色補正にも力を入れていて、DaVinci Resolveほどでは無いかもしれないがかなり色を追い込むことが出来るようになった。

 

難点を言えば、動作が重いこと。

映像編集を専門の仕事にしている人にとっては致命的だが、私は映像以外の仕事も多くて毎日編集作業をしているわけではないので、そもそもサクサク編集出来る能力は身につけておらず、むしろ使い慣れたインターフェイスの方が総合的に考えると作業効率が良い…たぶん。

 

実際には、必要に応じてDaVinci Resolveも使い始めてみてちょっと心が動かされていることは否定できないが、似たようなことがFinal Cutで可能なら今後も使い続けると思う。

 

だからと言って、これから映像編集をやろうという人にMac&Final Cut Pro Xを使うことはお薦めしない。

ここで書いたことは、半分以上、Mac信者の意地だから。

 

写真は、2台のiMacをThunderboltで接続してデュアルディスプレイ化してFinal Cutの画面を表示させてみたところ。真ん中あたりの上部にチラリと見える赤いモノは、1mサイズウルトラセブンフィギュアの足の部分。

1970年に、円谷英二監督の長男・円谷一さんが『8ミリカメラ 特撮のタネ本』を出版。これは武蔵野図書館で借りて読んだが、いつ頃だったかは覚えていない。かなりオトナになってから古本で入手した。

同年、あの玄光社から『小型映画 High Technic Series 5 アニメと特撮』が刊行された。私が買ったのは1976年の第7版。

恐らく、この2冊によって人生が妙な方向に行っちゃった人は相当数いたはず。

自分自身も高校2年のときに仲間内で8mmフィルムによるアニメ、特撮を作って文化祭で発表したり、特撮や人形アニメの習作を作った。

 

さらに…

1975年『ファントーシュ』

1977年『月刊OUT』『ファンタスティックコレクション』『『月刊マンガ少年臨時増刊 テレビアニメの世界』

1978年『スターログ日本語版』『アニメージュ』

1979年『月刊マンガ少年別冊 すばらしき特撮映像の世界』

1980年『季刊宇宙船』『ふぁんろ〜ど』

1983年『シネフェックス』

…と、70年代半ば〜80年代前半はその手の雑誌やムックが続々と創刊・発行されたばかりか、大手出版社からも『どっきり大変装術』(1980・はざま武司・角川文庫)、『SFX映画の世界』『SFX映画の時代』『SFX映画の世代』(1983〜1985・中子真治・講談社)などが出版され、毎年オリンピックみたいな状況となった。

 

…四方八方から、アニメか特撮を作れと言われているようなものである。

 

そんな中で、ウチの大学には今や老舗となった特撮サークルが1983年に創設され…たのだが、私が大学に入ったのが1982年で…1978年創設の漫画サークルに入っちゃって(一応サークル内で特撮映画も撮りかけたが挫折)、結局は漫画を描くことに専念、再び動画を作り出すまでに20年のブランクが空いてしまった。

 

写真は、上記『〜特撮のタネ本』と『小型映画〜』。