器用貧乏フリーランスの2019年と2020年以降。 | 「全部が副業」studio7ブログ

 皆様、明けましておめでとうございます。

 

 さて、2019年はフリーになってから最も沢山の仕事を頂くことが出来た。

 

 映像絡みの仕事に関して言えば、公的機関から2〜3カ月に1度開催される懇談会の撮影・編集の仕事のご依頼が来るようになったことは大きい。“その都度の契約”なので、いつお話が来なくなるかわからないが、既に6回担当させて頂いている…つまりはリピーターになって下さっているという意味で、信頼を得たものと前向きに考えることにする。

 

 一方で、ずっと個人事業主として依頼元から直接「お任せ」で撮影から編集までやってきたのが、2つの映像制作会社とお付き合いが始まったことでスタッフの一員としての仕事もずいぶん体験させて頂いた。 

 例えば、コンサート撮影では、ステージ後方のスクリーンに投影される映像を撮るカメラマンとして、「生カメ」「推しカメ」をベテランカメラマンの皆さんに混ざって(冷や汗をかきまくりながら)担当。スイッチャーを任せて頂いたこともあった。

 あるセミナー動画は、編集マンとしてディレクターの指示に従いながらの作業を行い、自分の引出しには無いカット割りなどを学ぶ機会となった。

 また、他の案件で、ちょっとしたプロップの制作や合成テスト動画の作成、パッケージデザインや紹介漫画の仕事を頂いたりもした。

 

 アニメーション制作についてご相談をお受けしたこともあったし、ライターの仕事でお世話になっている出版社から何故か漫画のご依頼もあった。

 

 そして今は、人物写真のレタッチをやっている。

 

 あれこれと(狭く浅く)手を出して来たので、突出したものを持ったエキスパートになれないことが自分の弱点だと思っていたのが、様々なご縁のおかげで“器用貧乏”も仕事のチャンスにつながる強みにもなり得るという可能性を感じた2019年。

 

 2020年以降も、当面は“器用貧乏”でやっていく…もっと言えば、器用貧乏を極める方向でやる予定。

 ただ、私の場合、あくまでも「自分を見てくれる」依頼主さんに恵まれているからそんな仕事スタイルでイケるのであって…今後どうなるかわからないし…万人にお薦め出来るものではない。

 

 写真は、サンプルとして作ったスマホ画面の合成テスト(実際は動画)。