1999年頃の録音。ネットで知り合ったTackクンの曲をアレンジした。
 Windows3.1~95の時代にネットを始めた。当時はまだ音楽のホームページも少なかった。しばらくすると、個人サイトも増えてきた。オーディオはネット回線が遅かったこともあり、扱っているところも(少)なかったように思う。当時はMIDIによるSMF(スタンダードMIDIファイル)のアップが主流であった。カバー(コピー)は勿論、オリジナル曲の発表もあった。ネットサーフィンをするうち先述のTackクンのサイトによく行くようになった。掲示板で情報交換したり、曲の感想を言いあったり。チャットもしたかな。その中で、彼にKelly Simonzを紹介してもらった。Kellyが日本に帰ってきてサイトを立ち上げた頃だったか。低速のダイヤルアップ接続(28.8kbps@テレホーダイ)でreal audioの数百バイトから1MBぐらいのファイルを落として聞いた。遅い時には1MBで数十分かかったように思う。

 閑話休題。そのTackクンはオリジナル曲をSMFでアップしていた。当時彼のバンドで演奏もしていた(自作曲をバンドでやるっていいよな~)。その曲を自分のPCのシーケンスソフトに読み込み、自分ならこうしたい、という風にアレンジしてみた。キーを変更し、リフのリズムを少し変え、テンポを落とし、中間部にはクラシック風のパートを付け加えてみた。ギターソロも作曲?した。演奏はいつもに増して粗い。クラシック風のパート作曲はわからないなりにも頑張った(と思ったが、後で気がついたがヴィヴァルディの曲によく似ているようだ(苦笑))。Yngwie MalmsteenのNo Mercyというバッハの曲が入った曲を打ち込んでいたので、その経験をもとにしている。まずギターでメインのメロディを考え、打ち込んでみる。それを聴きながら、メロディに沿うようにヴァイオリン1を打ち込む。それを聴きながら、ヴァイオリン2を打ち込む。ヴィオラやチェロ、コントラバスも同じく。全体を聴きながら、違うと思う音を修正していく。音楽理論は全然わかっていないし、音符も音程は読めない。音符のリズムも簡単ならいいけど、複雑になるとよくわからなくなる。自分の耳が頼りだが、それはどれだけこのような音楽を聞いているかが大切のようだ。ギターソロは自分が作って打ち込んだものをコピーし直すことになった(笑)。タッピングやスウィープを盛り込んだが、取って付けた感は否めない。
 Tackクンにはサイトの作り方やアップロードを習ったり、MIDIやオーディオ等いろんなことを教えて貰った。彼に改めて感謝したい。彼の以前のサイトはもうないが、私が作ったサイトはまだある。放置プレイだけど(笑)。geocitiesは当時無料で借りられて、容量は2MB(!)だった。