ガレージハウス
母屋の新築から7年、古いガレージ棟を建て替えました。
一切の仕上げを無くして、構造の骨組、擁壁、ベニヤ、電線もそのまま、すべてあらわしです。
じつは、仕上げのある建物よりも、骨組だけでシンプルな空間をつくるほうが、一切のまやかしが利かない分、技量が露骨に現れてきますから、神経をつかいます。
ローコストを追求した結果、床壁のクリア塗装は、建て主さん家族3人(父、本人、義父)がかりでの自主工事となりました(笑)。
作業にかかった2週間ほどは、皆さま筋肉痛で大変だったそうですが、床のセメント板にも見事なツヤがでました。
母屋のリビング窓を遮らないように2階部分を前後にセパレートしたことで、ユニークな空間になっています。