文京区の2世帯住宅
先週末、竣工写真撮影から3か月、OZONEリビングデザインセンターのコーディネーターさんらと、文京区東大前の2世帯住宅「UT」に、お住まいの様子をうかがいにいきました。
プロの竣工写真というのはどうしてもものを避けがちなのですが、今回、車も自転車も普段のまま撮ってみたら、少し生活感がでて、いいかんじのスナップが撮れました。
縦横に張り巡らされた電線やその影もいつも邪魔に思えてとても気になるのだれど、どうもこういう下町は、そういった雑多さをやさしく受け止めてくれる寛容さがあるのだと改めて感じました。
欧米の人が日本に来ると、町の電線や網入りガラスは日本らしくて素敵だというくらい。。。まあ、そこはアジアの混沌を興味深く思うからなのかもしれませんが。
ご夫妻とご両親からは住み心地をはじめ楽しいお話をお聞かせいただくこともできました。
建て替え前は、下町らしく道沿いに並べられた植木鉢が印象的な古家で、植木を楽しみたいというお母さんの要望と、プライベートな中庭や屋上を楽しみたい若夫妻のモダンな要望を両立できていればうれしく思います。
これからどんどん樹木が育って、路地に面してお母さんの植木鉢もたくさんになっていったら、益々いいかんじになっていくだろうなと思います。