アド・グラフィックのカメラマン飯田さんより竣工写真が届きました。
東側の急坂から石垣で高くなったひな壇敷地なので、建物を奥に配置して、アプローチの前庭と玄関の土間ホールを一体にしています。
周辺家屋の多くは、広告にありがちな間取りにならって、道路際から建物を建てて、玄関からまわりこんだ南側に細長い庭をとっています。
すると南側の窓先は、隣家のトイレや風呂場のすりガラスに面することになり、出入りしなくなった庭は、人目にも触れず、プラスチック鉢の置き場になって。。。
敷地の特徴と現実の生活動線にあわせて考えることが大切です。