ジョイスト梁と本箱構造 | ステューディオ2アーキテクツ MEMO 2025

ジョイスト梁と本箱構造


ジョイスト梁

屋根の梁は、ふつうなら105ミリ巾×120ミリ丈程度の製材を455ミリピッチに配列しますが、この建物では、45×120ミリの細い化粧梁を180ミリピッチで配列して、天井を張らないことにします。


左右に3本づつの本箱で屋根を支え、かつ耐震部材にするというアイデアで壁の仕上げも不要です。


30ミリ巾の柱というか板を先に建てていますが、本箱で挟みこんで両側から釘を打つことで、本箱が2軒巾の一体の耐震壁になります。


15センチピッチの構造釘の頭が本箱内側にでてきますが、これもあえて隠さず、あらわしにしたいと思います。