建築写真の撮影では、僕自身はいまだにフィルム式のカメラを使っています。
日常の記録にはデジカメですが、いろいろ理由があってフィルムを離れられません。
どっしりと三脚に構えた写真はプロに任せて、自分では手持ちのスナップを撮っていきます。
現像してスキャンするまでわからないなんていうのは、メールやパソコンが無かった頃の手紙のようなもの。
プロに「シャッターの音がいいですねぇ!」なんて言われると、気持ちが通じ合ったようでちょっとうれしかったりしてね。
建築を始めてから25年以上、自分の眼のようなものになっているから、手間がかかるけれどなかなか止められないのです。