ヨロズ相談 | ステューディオ2アーキテクツ MEMO 2025

ヨロズ相談

建築家は田村正和のように(古いゾ!)シュルルルーっとテキトーなスケッチかなんかしているという感覚ありませんか?


実際にお声かけいただくなかには、設計監理の依頼だけではなくて、現在お住まいの家を売却して新しい土地購入を検討している方からの相談もあります。


「この土地買ったらちゃんと要望の広さの家が建つのかな?」といった条件整理や、「中古住宅やマンションを購入してリフォームすることまで視野に入れて検討したいんだけれど」とか、「耐久性や老朽化の診断してくれないか?」「賃貸ビルや集住を経営したいけれどどうすればいいの?」などなど。


建築家の設計業務というより、なんだか不動産屋さんの仕事のような場合もありますが、売買で収益を得る側の観点ではなく、建築家の視点から買うべきかどうかという助言がほしいというニーズはよく理解できるので、できるかぎり協力しています。


モノの売り買いのマージンを取らない完全に独立した立場にいることは、建築家であるための絶対条件です。


施工会社の設計部に勤務していたときに辛かったのは、現場が儲かることと楽なことにのみ向けて設計させられることです。


それともうひとつ思い出したけれど辛かったこと。


休日出勤で男性上司が大音量でド演歌をかけていたこと。


但しさすがに絶え切れなくなってスイッチを切るよう命令\(*`∧´)/


演歌が駄目というのではなくて、音楽だって料理だって場の空気と共にあるのではないかな。


ゼネコンとはいえ少なくともデザインの仕事をしているんですから。