2 Days in Paris | 飯・風呂・映画

2 Days in Paris

『パリ、恋人達の二日間』という邦題で現在日本で公開されているこの映画ですが、アメリカで観た時に書いた感想をmixiから転送します。はっきり言いますが大して面白くないと思います、この映画。


サンダンス映画祭で何かの賞を獲っていて、トレイラーも面白そうだったので観てみたのですが期待外れでした。

アメリカ人の男とフランス人の女のカップルが、女の故郷のパリで2日間過ごす、というもの。
男はフランス語を話せないし、女の元彼達が沸いてきて、さぁどうするというストーリー。

セックスが大好きでアメリカ文化を軽視したりするフランス人の姿と、嫌味で自惚れなアメリカ人を皮肉っているんだろうけど、とにかく中途半端で、2分間のトレイラー観ていれば十分でした。

主演、脚本、台本は、フランス出身でNYUで映画を学んだJulie Delpyさん。
見ている最中、「もしかしてこの人、女性版Woody Allenを気取っているのか・・?いや、まさか・・・。」なんて思っていたのですが、先日読んだ雑誌で、インタビュアーのお世辞に乗せられて、

「うふっ、そうね、Annie Hallみたいな感じにしたかったの☆」

みたいなことブッこいててお前マジ調子乗んなって思いました。

西川史子が「あたしは年収3千万の男としか結婚しない」とか言ってるのと何ら変わらないアホさ加減、しかも、西川史子の発言には自虐的な笑いが多分に含まれてる分不快感はそんなに無いのに対し、この自信満々フランス人は真剣に言ってるから本当にちょっとアレな人なんだろうなと思います。
(まさか西川史子も、自分の全然知らない所でこんなちんちくりんにアホ呼ばわりされているとは思ってないでしょう。恐ろしやインターネット!)

Annie Hallは、哀愁漂うWoody Allenと小悪魔的なDiane Keatonのやりとりがストーリーに深みやペーソスを加えているから素晴らしいのであって、ただのKY男とヤリマン(失礼)の不愉快な痴話喧嘩を見せられても誰も喜ばないと思います。

個人的に思うのは、この自信満々のJulie Delpyは、良い監督になるには少し幸せすぎるかな、と思います。
Woody Allenもそうですが、一流の監督、アーティストは、やっぱりどこかしら陰なる部分や得体の知れないオーラがあると思います。
そういう意味では、『Lost in Translation』のSofia Coppolaもなんだかなー、って感じです。
結局は、スポイルされた我が侭な女性の悲しき自己満足に過ぎない気がします。

なんて、色々酷い事を書きましたが、「最後まで観れた」という所を評価して、☆2つ!

☆☆★★★